お忙しい中、漱石くんをお読みいただい
て、ありがとうございます
お互い忙しいのでゆっくりご訪問されてくださいね。
台風で被害にあわれた地域の方、お見舞い申し上げます
自転車には乗れたけど
秋風の気持ちいい季節、サイクリングもいいなぁ〜と思い、漱石に自転車を買ってあげようと思った。
私の想像の中で、漱石が自転車に乗って遊ぶ姿が、イメージとしてあるのだが、障害児育児の経験中の皆様は、お分かりのように、そんな上手くいくはずない
ハハン…
漱石は、4歳ごろに変身バイクを買ってもらっており、1、2回変身バイクにまたがったが、夢中になって遊びはしなかった。
いやだー
きついー できないー
理由は、面白さがわからない。足が地面に届かない。自分で蹴られない、お母さんが押さないといけない、遊び方理解不能、どこまで乗るのかわからない。（ルール）と、いろいろな理由で、魅力を感じなかったようだ。←ASDって、そんなとこありますよね。定型子供とは違う独特なもの。何でこれで遊ぶのみたいな疑問をぶつけてくる。
発達遅滞があることに気づいてない母は、時期尚早だったかなーと、反省して、それ以上、乗る練習もしなかった。
（忙しいし）
（だいたい、父親がやれよ、暇だろ！って思っていましたし）
ちなみに…数年後、
もも姫や、いとこの銀ちゃんが4歳で変身バイクを乗りこなせていて、私は驚いたほどだ。もも姫に関しては、（変身バイクにペタルをつけて自転車にした状態の）補助なし自転車を4歳で乗れるようになっていった。定型発達って、成長が速い！私と漱石の二人三脚（コツコツの努力）が、馬鹿馬鹿しくなる
小学二年生に変身バイクは、もう小さいので、新しい自転車を買うことにしたのだ。母は、自分が年長さんで補助なし自転車に乗れるようになった記憶もあり、漱石も、二年生だし、当然乗れるようになると思ったのだ。また、ここは公共交通機関が不便な地域なので、車の免許をとるまでは、自転車移動は必須なのだ。お友達の家に遊びにいくのも、自転車だろうし、（行かないだろうが…）、中学高校は自転車通学だし（不登校かもしれないが）、車の免許取得は無理そうだし、ここいらで、乗れるようになっておいたが、将来的にも、メリットが大きいと思った。（実際は、外出するきざしすらないのだが…トホホ）
自転車を買いに行くにも、大変な地区なんだが、遠方まででかけて、自転車屋に買いに行きました。（今の子供用自転車って、高いっすね〜
、成長したら、すぐ買い替えなのに…もったいないわー）
漱石は、自分に何か買ってもらえるときは、基本的に癇癪はでません。こだわりもなく、ただ、どれを選んでいいかわからなくなり、迷って迷って、時間がかかります。優柔不断だわ〜
はやくして〜と言いたいが、言うと、余計に時間かけるタイプ
シンプルがお好みで、良かった。無印良品にありそうなグレーの自転車を選びました。オトナが、乗れそうなやつです。
さっそく乗りたくなった漱石は、広場で練習を始めた。椅子の高さは合わせてもらったので、ぴったり。足もつくし。ハンドルを揺らさない、ハンドルをさだめる練習から始めた。
不思議と弱音をはかず。
不思議と、止めると言わず。
不思議と泣かず。
不思議と癇癪もなし。
こんないいこと尽くめで、事が運ぶなんて奇跡。
逆に怖い (‘～`;)
嵐の前か
毎日毎日、夕方に練習させられた以外は、私のストレスはなかった。（自転車の後に、いつものルーティンは、ありますから、時間は、どんどん押すことになります。夕食とか、寝る時間とか。遅くなるのは恐怖
自転車疲れで癇癪二倍は覚悟している）
あの恐がりの漱石が、転んでも立ち上がって、また自転車に乗る姿は、感動ものでした
。
しかも、3日目で、乗れるようになり、1週間後には、曲がれるようになり、乗りこなせてました。
運動音痴の漱石が。
信じられなーい
で、
乗れるようになった漱石は、もっと長い距離を走りたくなり、
お母さん、着いてきて
と、自転車の横を走ってついていくことになりました。
タッタカタッタカ
アラフォー母は走ります
。
私は、漱石が自転車に乗れる喜びから、並走して応援しました。
アラフォー母、次の日筋肉痛
タッタカタッタカ タッタカタッタカ
アラフォー頑張れ！
十年ぶり、いや十五年ぶりに走ります。
心臓が痛い
動悸がする
呼吸困難
スピードはでませんので、並走できたんですけど、
ん？
待てよ
なぜ、私が走らされてるんだ〜い
おまえが
走らんかーい
我に返ると、
特訓を受けている走者と、自転車でゲキを飛ばす監督のような画になっていて、
バカバカしくなりました。
クソガキ
結果、
お母さんがついて来ないなら、自転車乗らないとなり、
アラフォーの出不精ママは、自転車を追いかけられず、自転車は、お蔵入りとなりましたとさ。
まぁ〜こんなもんですな
