毎度ご愛読ありがとうございます

皆様からの応援、励みに生きています爆笑

家庭崩壊までを綴っています

読んでいただけたら、幸いですニコニコ


登場人物紹介カエル


七目漱石怒り

当時小学2年生 男児

いつも癇癪は二時間、こだわり強くて生きづらし

敏感っ子(HSC)


七目志多恵ひらめき

ワーママ&ワンオペ育児

アラフォーでアナログ系昭和女子

メンタルは鉄の女サッチャー


七目岩石(同居中)

漱石くんの父

ネタの宝庫ではあるが詳細は秘密


七目もも(同居中)

漱石くんの妹 当時年少さん

現在、桜野家(母の実家)で避難生活中


このブログは、自閉っ子とバトルを繰り広げる母のストレス吐き出しストーリーとなっています。

アホな親子の不幸話に、くすっと、笑っていただけたら幸いです爆笑

19話から一年生時代

32話から二年生時代

を、綴ってます。


 


秋のシルバーウィーク、気候もよいし、天気もよいし、どこか出かけたい気分になる。一般の家族は、旅行の計画等を立てて、楽しく暮らしていらっしゃるのだろう(勝手な想像と憧れです)

うちは、現実をみれば、漱石がいるから、パニックがあるから、癇癪があるから、

過去の(うまいこと行かなかった)教訓があるから、お出かけは、あきらめたが無難泣き笑い


そう、

無難なのだ!


難が、無いって、素晴らしい拍手拍手拍手


でも、でも、

私の想像の中の七目家ファミリーは、漱石が、石であることを忘れた設定になっており、どこへ子供たちを連れて行こうかとイメージすることがある。よっ!プラス思考。


もも姫も年少さんになり、思い出も覚えれるようになってるかもしれないし、もも姫に、いろいろな体験をさせたいのも親心である。漱石ばかりかまっているけど、もも姫のことも、かまわなければ…


とりあえず、半期に1回くらいは、家族4人で出かけようと、目標を立てている。泊まりは、恐ろしいので、日帰りで、普段は行かない遠出をするのだ。


行き先は、漱石は、魚好きなので、水族館。もも姫は、魚より動物好きで、動物園。意見が分かれ、漱石の落ち着くところという理由で、水族館ばかり出かけていた。

すると、もも姫が言ったのだ。

おとめ座お兄ちゃんの好きな水族館ばかりいってるけど、私は、ホントはイヤ。動物園に行きたい。

おねがいおねがいおねがいおねがい

ごめんねー、気づいてなかった。


一日、もも姫ファーストをテーマに、象さんのいる動物園まで、出かけることにした。

他県にあり、遠いのだ。岩石は、方向音痴だし、カーナビ通りに運転できない特性もあり、(カーナビを扱えない特性もある)、頼れる人なんていない状況で、知らない土地へ行き、私はいつも自分でなんとかしながら、他の三人を旅行させているのだ。マジ疲れる〜。岩石、手伝え〜。

岩石いわく、旅は、行き当たりばったりが面白い。と言っており、無計画な人なのだ。(反省の色なし)

志多恵は、計画的で、スケジュール通りに行きたいタイプ。

だからか、本当に、私だけ、疲れる。何もしない岩石にイライラもする。

運転は、岩石がして、後部座席で子供が喧嘩しないように、真ん中に母親が座らないといけない。しかし、岩石は、放って置くと、カーナビが曲がれといっていても、曲がりそこなうのだ悲しい

マジイライラする。


到着予想時間が、どんどん遅くなって、なんとか動物園へついた。


岩石へのイライラを、心の中で、鎮めて、まだ、今日は平和だぞーと、動物園に入るワクワクに切り替えていた頃、

今度は、動物園の駐車場に入ったころから、漱石のスイッチが入るのだ。

漱石のスイッチとは、ワクワクがドキドキにかわり、通り越して、不安に変わるのだ

ガーンガーンガーンガーン

泣き笑いたすけてー


第1次癇癪開始


大泣きギャー

ひらめきどうした?動物園ついたよ。行こうよ。

大泣きイヤだー。

と、こうなるのです。

停車した車の中で、毎回、あるある(予想通り)の癇癪を始めました。

大泣き僕は、ホントは行きたくなかったんだ〜。帰る〜。帰る〜。

と、帰るコールを繰り返します。


しかし、引き返すわけには、いきません。

今日は、もも姫ファースト。

もも姫が動物園へ行きたいの。

私は、固く誓って、漱石をなだめようとしました。

ムキーしかも、どんだけ遠くまで来てると思ってんねん。トンボ帰りするわけね〜だろー。

志多恵、負けませんよ。


岩石ともも姫で、先に動物園へ入って、見てもらうことにしました。

二人は、無事に車の中から、脱出。

入場口に歩いていく二人を、漱石は、じ~っと、見つめ、ストーキングしながら、乱れた心を落ち着かせていきました。


漱石の内心は、もも姫だけ、楽しむのは許せないはずキメてる

思った通り、

もも姫を追いかけるため、車から出ることができました。

入場口の前で待ってもらって、漱石は追いつきました。

入場券を買って、入ろうとしたら…


第二次、癇癪がはじまります。

大泣きやっぱり無理。帰る〜。


保育園の門の前で、保育園に行きたくない子供がやってる光景を想像してください。

(こちらは小学生ですけど、オホホ笑

ここは、楽しい動物園です。

どこの子供も、ニコニコで、入場口を通っています。

そんな中、ただ一人、しがみついて入ろうとしない漱石。

泣き笑い公開処刑やめてー。

だいたい、意味わからんしー

動物園だし、ここ。

来たくないのに、なんで来てるの?って思われるしー。

くそだ。クソ。


志多恵は、漱石を引きずりながら、中へ入れて、人気のない、通行の妨げに問題のなさそうなところによけました。

気を紛らそうと、
ひらめきあそこに、シマウマさんいるって。
と、動物に、興味を持たせようとしました。
が、
無理悲しい
っていうか、漱石は、動物への興味ゼロだったびっくりガーン

ハハン…
一度、虚無になりますチーンチーン

第三次癇癪開始

大泣き大泣き大泣き大泣き大泣き
うぎゃーうぎゃーと泣き叫ぶ息子
その場を逃げたい母

ひらめきシマウマ見ようっと!
漱石から、離れて、シマウマの柵の前に行こうとするが、
大泣き大泣き行かないで、行かないでと、腕を引っ張られる。

じゃー、反対側のライオンの檻の方へ行こうと、誘うが
大泣き嫌だ、嫌だと、腕を引っ張られる。

ちょうど、大通りの真ん中で、右側シマウマまで、5メートル以上、左側のライオンまで5メートル以上。
檻に近づけない笑い泣き立ち往生(笑)
動物をみることなく、まっすぐ進むことになった。
大泣き見ちゃダメ、見ちゃダメと、
母親を連行し、引っ張って、まっすぐ進む漱石。
いづこへ…

あー、せっかく来たのに、動物園で、動物を見ずに終わるのか悲しい
ゆっくり、動物みたいなー
もも姫と、一緒に、歩きたいなーピンクハート
もも姫の反応可愛いだろうなーラブ
岩石が漱石の扱いが、上手ければいいのだが…。交代は絶対無理だし悲しい

ライオンをスルー
しろくまをスルー
くまスルー
カバスルー
サイスルー
ペンギンスルー
さるスルー
鹿?牛?スルー
キリンスルー
そして、メインの
象さんに来た。
何も見ないで(金返せムカムカ

やっぱりスルー悲しい

と、
象さんの横に、爬虫類系の展示館があり、入口に、クサガメがいたのだ。

漱石は、あっ、クサガメ目がハート
と、クサガメにかけより、柵から身を乗り出して、食い入るように見ていた。
静かになった(泣き止んだ)
歩く歩く歩く歩く歩く
くっ
くっ
クサガメかーい。
そんなの近所に
腐るほど居るがなー
もっと、ここでしか見れない動物みらんかーい。
ムキームキープンプンプンプンプンプンプンプンクソっ

広場にテントを貼ると、テントの中に入って、中から外の様子をうかがっていた。

なんかこの子、野生動物みたい
私は、そう思った。

知らない場所に行くと、落ち着かないのか?不安が増強される。テントに避難させると、落ち着くらしい。

まだ早いが、昼ごはんにした。おにぎりを食べていると、本来の漱石に戻っていった。

にっこり動物みようか?(お母さんがみたいなら、付き合うよ!的な言い方)
ひらめきもう、いいです
(だいぶ、疲れましたし、そんな気分じゃないし、動物エリアまで戻るの遠いし)
にっこり怒ってるの?怒ってるの?
が、はじまります。
これも、うざい。
ひらめき怒ってないよ~と言います。
(そう言わないと、大変なことになりますから悲しい

怒ってないわけないだろうがー
どれだけ迷惑かけとんねん
このクソガキムキームキームキームキームキームキー

大声で、怒鳴り付けたい

あんたのせいで、
家族仲良く動物がみれないんだぞ
母は、もも姫の反応、みれないんだぞ
家で留守番しとけー
どっか、行っちまえー

岩石ともも姫が、動物を見て、テントに来ました。
もも姫は、満足そうでした。
その笑顔だけが、
私の救いですおねがい
悔しいえーんえーんえーんえーん
悔しいこんな人生、いつまで続くの
泣笑