こんにちはご愛読ありがとうございます。とても励みになります。ありがとうございます。
19話から一年生時代を綴っています。不幸の中へ、引っ張られていく志多恵さん。笑ってやってください
最近の話
高校の友達が、田舎に帰省したので、食事のお誘いがきた。行きたかった。でも、いけない。障害児をおいて、いけない。二度といけない。いつか行けるのかな?いや、一生いけない。
無理に行ったとして、漱石が帰宅後に、我慢の反動で、きっと癇癪を起こす。楽しい気持ちが一気に冷める。←これやられるの嫌い。
無理に行ったとして、話題が、うらやましいことばかり聞かされる。楽しめるのか?今の心の状態では、無理。悔しいが、無理。もう、戻ってこない、漱石がいなかった頃の私には。お酒を飲んで、談笑を楽しめた私には、会えない。
昔の私を知っている友達には、自分の子に障害があるなんて言えない。
苦労してることも、言えない。
プライド高いのかなー。
上を向いてあるこう。涙がこぼれないよーに。だ。
そう、上を向いて歩いている理由は、涙を見せたくないからだ。
笑顔 笑顔。
さて、本編へ。
漱石の身辺自立度
スクールカウンセラーに面談が決まって、少し緊張気味の志多恵さん。せっかく時間を作ってくださったからには、ちゃんと相談しようと、資料を作成した。
さて、何から、相談をすればと考えたが、自分の頭の整理もしなきゃ、わからなかった。
プレゼンは、相手の受け取り方で、人物像(漱石)を良くも、悪くも作り上げられる。母親として、漱石をどうみられたいかが問われるところだ。と思ったので、悩みだした。
んー。忙しいのに、私、忙しいのに。
んー。難しい。
←また、仕事を理由に、現実逃避(笑)
毎回ブログに書いてますが、本当に時間がないんですよ
まずは、癇癪はおいといて、
身辺自立度を作成した。(一年生時代)
食事
自宅では、自分で食べない。食べさせている。一人で食べる練習も、頑張ったが、一人で食べると二時間かかる。そのうち、眠くなり、癇癪がおきる。だから、食べさせている。また、口の中が、ミキサーかよっというくらい液状になるまでご飯をすりつぶしてから、飲み込んでいる。(←これ、びっくりしたし、関心した。人間版ミキサー)気が遠くなる。また、母親を横に座らせて、母親は、他の家事が、いっさいできない。
歯磨き
歯磨きは、おかあさんに磨いてもらっている。歯ブラシを持たない。自分でさせようとすると、ひっくり返って寝転び、先に進まない。仕方なく、母親が磨いている。
ほったらかしても、いいかもしれないが、虫歯になって、歯科受診するのも、母親が、かなり労力を使い、歯は、一生ものだから、健康被害にならないようにという親心もあって、、磨かないとわけには、いかず、磨いている。
入浴
服を脱ぐのも、母親まかせ。
一緒に入り、洗いは、母親まかせ。
ぬれた体を拭くのも、母親まかせ。
パジャマを着るのも、母親まかせ。
排泄
尿は、自立
便は、トイレで失敗なくできるが、拭く行為は、母親まかせ。
お尻をみせにくる。または、トイレから、「でたー」と、叫ぶので、母親は、トイレへ行かなければならない。
余談であるが、うんちの色や形のチェックもあり、母親の確かめが必要。健康チェックをしている。
制服への着替え
もちろん母親まかせ。着替えさせてもらっている。ボタン止めなど全て。
時間割り
こだわりが強くて、効率の悪いやり方で、30分は、かかる 長い。
もちろん、母親を横に座らせている。
宿題
母親を横において、母親拘束の上、取りかかっている。一時間以上かかり、困っている。学童で、やってこない。
受験生かよ!って思うくらい、机に向かう姿。やっていることは、にんげんだもの(笑) ※詳細は19話から読んでください。
その他
おねしょ。毎日する。たまに、してない日もあるが、本人は、わからないというので、毎日パンツのお着替えを朝方している。※詳細は 8話を読んでくださいね。
思い出すに、こんな感じだった。書き落としがあるかもしれないが、
要するに
全部
ぜ~んぶ
全部
手伝ってます!
赤ちゃんと変わりません。
赤ちゃんの時から、変わりません。
きっと赤ちゃんの時に、ルーチン化して、誤学習しちゃったんだと思います。
3歳前後のお世話レベル
妹もも姫と、双子のような育て方となってました
志多恵さんも、ごく甘口かぁーちゃん。
一年生になるまでは、しょうがないのかなーとやってました。
そして、そろそろ、あれ?あれれ?と、薄薄気付きだしたとこでした。
身辺自立できてなーい
ハハン("⌒∇⌒")
お恥ずかしい。
母親の才能ゼロ。
とりあえず、生活全般に、猛烈に時間をかけるので、遊ぶ時間は、なかった。
遊んでる姿を、みたことなかった。
夕飯二時間だったから、他にやれなかった。宿題と、時間割りで、もう9時すぎていた。
毎日だった。毎日。毎日。これだけの人生。つまらない人生は、ここから、始まったのだ。まだ、一年生なのにね。
その他の困り事
朝、学校へ行く時になって、玄関で、儀式がはじまるのだ。
この頃は、私が待てなくて、仕事いかないと間に合わないが、常に頭にあって、この儀式が、理解できなくて、猛烈に、怒っていた。
特に、傘問題。
傘を持っていくか、いかないか。気になって、不安になっていた。
これが、また、理解できず、イラついていた。
一応、念のため、持っていく。ということが、障害特性上、できないことが、母親は、理解できなかったのてある。
靴をはいて、行ってきまーすの場面で、普通なら30秒で終わるところ。
漱石は、五分から七分時間を使い儀式をしていた。
毎日、イライラした。毎日。毎日。毎日。
これが、不安の芽生えである。
これを、また、母は見落とした。
後悔、後悔
後悔先に立たずである。
'`,、('∀`) '`,、笑える~
これでは終わらない。どんどんエスカレートしていったのだ。
この芽は、やがてつるを下へ下へ、地獄の果てまで、伸ばしていくのである。
続く。