こんにちは。
19話20話の続きです。
(漱石くん一年生時代)
HSC発覚
漱石くんのクラスは、38名ひとクラスで、個性派揃い。しかも、なぜか漱石くんの四方八方に支援級四天王が鎮座している。
なぜ?
なぜだ!
なぜか漱石の気が散る配置になってるのだ。
このころは、漱石が多動児にノイローゼになっていて、母は四天王を恨んでいた。←とにかく家でうるさかった
そもそも人と絡みたくない自閉っ子と、動きまわる子供は、水と油のように混ざりあえないと思うのだ。ドレッシングだって、混ぜたところですぐ分離するじゃないか!なぜ、同じ教室におらせるのか。
くそ←義務教育にもの申す。
分離しろ!
漱石は、幸吉のストーカーを続けていた。
幸吉が、運動場に寝っ転がる話。
大地を肌で感じて、青空を仰ぐ。
ほっかいどーは、でっかいどー。状態。
イヤイヤ、ここは、北海道ではない。
幸吉の悪口みたいになっているが、
わかっているが、書かずにはいられない幸吉への恨み、つらみ。
大人げない
でも、まぁーなんて、素敵な子かしら。とも、思うのよ。
個人的には、1日中、幸吉のお世話したい。漱石より、のんびり感がいい感じ
なので。うちの子と交換してもいいわよ。←大変な方を押し付けようとしている。
この頃、敏感っ子という本をよんで、HSCなんじゃないだろうかと、思っていた。
HSCのチェックリストに、22項目中18項目当てはまった。14項目以上でHSCなのに、余裕のど真ん中HSCやんという結果だった。
岩石に知らせて、岩石も本を読んでくれた。
本当だー。こいつ(漱石)は、HSCだったんだー。
妙に夫婦の息はあい、
過度激動
という四字熟語が、流行語となった。
「漱石くん、今、過度激動だね」とか、
「あら、また過度激動はじまったね」とか。
覚えたての四字熟語を使いまくるバカ夫婦。
漱石のストレスの警告音を、見逃すバカ夫婦。
HSCの本に書いてあったことは、
自閉症でも、発達障害でもありません。
治す必要は、ありません。これは、ただの性格です。と。
これを見て、信じたので、自閉症路線を疑わず、見過ごしていくこととなった。
性格といわれれば、治らんし。
なんか、がっかりは、した。
何の方法も、ない。
付き合っていくのみ。
そう、認識したのである。
逆に、自閉症とかの方が、病院とか、福祉サービスとか受けられるんじゃないの?と、思った。
HSCかぁー。
もっと勉強しよう!
続く