静岡発!介護社労士JOYがゆく! -5ページ目

介護サービス(16)~施設サービス・特別養護老人ホーム~

 家族がそばにいない…

 終焉を自宅で迎えようと何とか
 頑張ってきた…

 しかし…

 知らないうちに忍び寄る
 病魔の手が…

 いとも簡単に身体から
 機能と理性を奪っていく…

 しばらくぶりに実家を訪れる
 家族が…あまりの変わり様に
 茫然自失…

 「これでは…」
 「もう一人で生活させられない」

 そう思った途端、家族は…

 安心して任せられる施設を
 探し始める…

 そうだよね…

 今や認知症で家を出たまま
 行方不明になってしまう方が
 1万人以上だとか…

 そうなってしまうと家族は…
 行方を探すだけで疲れてしまい
 生活がままならなくなる…

 「申し訳ない」

 そんな気持ちがあるかないか
 定かではないにしても
 わらをもすがる思いで

 「施設が見つかった」

 そんな安堵の声が…
 今日も…聞こえてきそうだ…

 それはさておき…

 居宅で介護生活を送るのが
 不可能だと家族が判断した場合、
 「施設サービス」に頼ることに
 なってまいります。

 その中の一つである介護老人
 福祉施設(特別養護老人ホーム)では
 日常生活を送ることができない
 方々の日常生活全般の介護や
 健康管理を行っています。

 ただ…病院ではありませんので、
 医療行為が必要な状況に
なって
 入院が3か月以上必要という
ことに
 なれば…「強制退去」となります。

 それでも、良く考えれば…
 「自己負担の限度額」を意識しながら
 介護プランを必死に立てることなく
 施設独自の介護方針で介護できる…

 利用者にとってみれば、介護保険の
 サービスが受けられるだけで多少
 費用負担が軽減される施設…

 そんな特別養護老人ホームだから
 根強い人気があるのでしょう。

 事実、空きはほとんどなく都心部では
 数年待機の状態が続いているのも…
 頷けます。

 しかし…家族は必死です。

 「それまでどうしようか」

 今日も…見学者が訪れる施設が
 何施設かあるかもしれませんね。
 
追伸
 「自宅で生活できないからせめて特養で」
 そんな思いを多くのご家族が持っています。

 多少不便はあっても、日常生活に関わる
 介護全般を引き受けてくださるのだから
 ありがたい…これが本音だと思います。

 しかし…

 中には、施設に受け入れてもらった途端、
 全く面会にも訪れない方も少なからず
 いらっしゃる現実があります。

 「家族に見捨てられ」

 まさしく…そんな状態です。

 身寄りがないのであれば仕方ないですが
 正直…悲しくなります。

 せめて、家族の姿を見に出かけて欲しい…
 私はそう願っています。

 なぜなら…
 施設に入られる方々が一番持っているもの、
 それは…「不安」です。

 家族と離れ…
 知らない方々との共同生活を行うわけです
 から、不安は想像以上に大きいのでは
 ないでしょうか?

 中には…私みたいな介護ヘルパーに
 介護されることを不安に思っている方も
 いらっしゃいます。

 「不安は不必要な力を生む」

 ベテランの先輩介護士さんからいただいた
 私にとっての大切なメッセージです。

 「不必要な力を出させない」

 そんな介護士像を自らの身にまとう…と
 決めて少しずつ成長します。