ライブ前日。
いよいよ明日だ。
今回も新しいテーマとそのテーマのための新しい演出。
ぼくにとっての様々な挑戦もあって
相変わらず自分でハードルを上げてる。
これは自己満足というのかな。
きっとそうだ。
ぼくは誰かのためにやるんじゃなく
自分のためにステージに立つのだから
自己満足以外のなにものでもない。
でもそうして自分を満足させるためには
会場のお客さんの反応が大事になるから
結果としてエンターテイメントすることになる。
みんなを沸かせるのが好きなのだな。
驚かせ、笑わせ、感動させたいのだな。
一番面倒なやり方でそれをやりたがっている自分を
不思議に思う。
催眠術というもっとも人々が怪しむもので。
アドリブという展開の見えない面倒なカタチで。
しかも自分がするのではなく
お客さんにパフォーマンスさせるという
どちらかというと日本人の苦手なことをする。
ぼくは10代の頃、バンドを組んで音楽もしていたし
20代は俳優だったし、
絵を描いたり、映画を撮った。
他にもエンターテイメントする方法はあるのに
わざわざ一番ハラハラする面倒なやり方で
自分の人生を歩んでいる。
なんだろうコイツ。
面倒なやつ。
変わり者だ。
結論が「変わり者」なら
自分分析もやめよう。
これがきっとぼくのやりたいことだし
なりたい自分なのだろうから。
ひとつだけ言えるとするなら
ぼくにしかできないことを見つけてしまったから
ということか。
ステージ催眠はぼく以外の人もやっている。
ラスベガスなんかでは必ず誰かがやっていて
超人気のエンターテイメントだ。
でも、
ぼくの催眠エンタはちょっと違う。
ぼくは催眠をかけるんじゃなく
すでにかかっている催眠を解く。
催眠術を使って催眠を解く。
そうやって会場にいるみんなを解放する。
解放軍のリーダーになったくらいの勢いで
会場内を駆け巡り
みんなにかかっている催眠を解きまくる。
LIVE感が好き。
ナマが好き。
ハラハラドキドキが好き。
どう展開するか自分でもわからないこの緊張感の中で
大成功のイメージングをするのが好き。
そのたびに味わうドーパミンが好き。
明日の本番では
アドレナリンが駆け巡り
ゾーンに突入してアドリブが炸裂し
エンドルフィン放出で2時間の超絶集中できる自分が好き。
なるほど「自分の好き」だらけなのだ。
思いっきり弾けよう!!
一度の人生だもん。
今朝はこのあと9時から生配信がある。
溢れ出してるドーパミンを制御できるか?
ま、できなくていいか。
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