少しずつだけど
着実に
自分の周りがザワザワとしてきた。
日常を取り戻そうと動いている
そう感じる。
残念ながら
まったく以前と同じように
・・・とはいかないけれど
カウンセリングの再開アポも
続々入ってきたし
いろいろな打ち合わせも
なにより
アカデミーの"生"開催の準備が
事務局本部で始まった。
とは言え
緊急事態が解除された途端に
東京アラートが発令されて
レインボーブリッジが
真っ赤っかになったりして
僕らの心は
不安に振り回されてしまう。
でも、
こんなふうに
益々人生はタフだけど、
どっこい僕らの心も
思っている以上にタフなのだ。
僕らは順応し
生き延びてきた種だ。
生物界では
まだ新参者のレベルかもしれないけれど
それでもそれなりに
力強く進化し
一応生物界の頂点に君臨してきた。
(そのおごりを訂正するかのように
コロナウィルスという目に見えない
ミクロな脅威に恐れおののいている
というのも事実だけど)
経験し
学習し
順応し
僕らは進化していけるはずだ。
経験をすかさず
自分に取り込む。
学習するのだ。
そうか!
緊急事態が解除されたとはいえ
こうしてまた
アラートなんかが発令されて
またまた自粛しなければならなくなる
こういうことが起こり得る
解除ということなのだな…と。
これからも
こうしたことは
まだ続くだろう。
ウィルスが
この地球上から
完全にいなくなることが
可能だとしても
今すぐには起こりそうもない。
まだまだ先の話となりそうだ。
それまでは
うまくこの環境と折り合いをつけて
僕らの生活を
その新しい条件下に
アジャスト
調整していかなければならないのだ。
逆を言えば
アジャストできれば
うまくやっていけるというわけだ。
自分の価値観や
行動規範を
固定してしまっては
人生は生きづらくなる。
「郷に入れば郷に従え」
という言葉があるように
コロナ以後の僕らの
価値観や
行動の規範や
物事の判断基準を
アジャストしていく必要がある。
このアジャストができる人は
この先うまくいくだろう。
このアジャストができない人や
このアジャストの必要性に
気付かない人は
正直
この先の人生は
ずいぶんと
生きづらいものになってしまうだろう。
価値観や
判断基準を変えることは
決して妥協ではない。
夢やあこがれや目標を
変えることではないのだから。
だから
意固地になる必要などない。
むしろ
人生で一番大切な
夢やあこがれのためにも
時代や世の中にアジャストして
生き方をスムーズにするべきだと
僕は想う。
今までの健康管理だけでは
不十分だったり
気をつけるべき
日常生活の基準が
変わったり
それに伴って
仕事の仕方や
人との付き合いや
会社帰りの一杯や
手洗いうがいのタイミングや
そうしたこと諸々を
さっさとアジャストして
自分の生活リズムにしてしまおう。
その先に
夢やあこがれや目標が
あればいいのだ。
さらに言えば
この夢やあこがれや目標でさえ
固定して
融通が効かなくなってはいけない。
いつでもどんな時でも
自分の心に素直に生きる。
誤解しないでほしい。
素直とは
ワガママになることでも
自分第一主義になることでもない。
自分を活かすこと。
これを混同して欲しくない。
自分に対する
思い込み決めつけで
一度きりの人生を
無駄にしないよう
柔軟にアジャストしていきたいね。
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