都心の高速道路は
普段だと
夜中だろうが夜明け前だろうが
車が途切れるなんてことはない。
その高速が
緊急事態宣言の下では
一台も走っていない状態が
何度もあった。
夜明けに
エゴリストを書きながら
何気なく眺めていたら
結構長く車が通らない。
試しにタイムを測ってみたら
(暇なんです)
最長で1分も
都心の首都高を車が一台も走っていなかった。
眺めていて
なんだか異様でした。
さて、
いよいよ
緊急事態宣言の全国解除となります。
再び人々は
せわしなく車を走らせ
ワサワサと働きだすのだろうか?
世界の環境が変わった。
それだけでなく
僕ら一人ひとりの意識も変わった…
と思う。
少なくとも
僕の周りや僕自身はそうです。
がむしゃらに働くことに
違和感なく
それ以外の選択肢なんてないと
思っていた多くの人たち。
スケジュールを埋めていないと
落ち着かなかった人たち。
僕らはコロナウィルスのせいで
生活を規制された。
がむしゃらに働くことを
制限され
スケジュールを埋めることを
差し止められた。
ここはもうジタバタしても仕方がない
休暇だと思ってのんびりしよう
…と、捉えるには
少々長すぎる自粛期間。
空いた時間を
暇つぶししても
埋めきれない長い期間。
それがようやく解除される。
でも、
コロナウィルスは
いまだ存在している。
敵がどこにいるか見えない
脅威が日常化した生活を前提に
僕らは暮らしを
立て直していかなければならない。
人生を
その在り方を
問わなければならなくなった。
それ以前までの社会が
僕らに与えてきた規範や常識。
人生はこうあるべき
こう生きていけばいい
という暗黙のルールが
くつがえされてしまった。
平日5日間を出勤し
週休2日で休む。
働き方も
休みの過ごし方も
なんとなく一般的に定まっていた。
家族との過ごし方も・・・
お父さんのゴルフの頻度も・・
子どもたちを連れていく場所も・・
そういう生活スタイルやリズムが
良い悪いは脇に置いて
だいたい安定して決まっていた。
しかし、
それをそのままそっくり
継続できない世の中を
これから僕らは迎えようとしている。
それぞれに
働き方
遊び方
人とのつながり方を
考え直さなければならない。
人生で大切にすべきもののリストがあるなら
その内容を
その順位を
見直していく必要がある。
あえて
ポジティブに捉えて言おう。
僕らに見直せるチャンスが訪れているのだ。
一度しかない
有限で貴重な人生
とわかっていながら
僕らは毎日の在り方に
妥協して生きている。
これは否めない事実だと思う。
余程の事がないと
生き方を見直す機会などない。
貴重な人生だからこそ
ここは大いに見直そう。
見直した結果
現状維持が一番良いなら
自信を持って現状維持をしていけばいい。
他の選択肢を見直すこともなく
現状維持するのとは違う。
こんな時代の
こんな世の中に生きているからこそ
最大限の自分で幸せになれるのだ。
生き方を見直し
大いに練り直し
ここからの人生を
豊かに生きていこう
いつもどんな時も
心を前向きに
自分の人生に
ポジティブであろうとする人の心を支える
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