途中で

 

 

あきらめる

 

辞める

 

投げ出す

 

・・・

 

 

そうした癖は

 

人生をダメにする。

 

 

 

世間はそういう人を

 

 

「あいつは粘り強くない」

 

「頑張りが足りない」

 

なんて言うけど

 

 

僕はそうは思わない。

 

 

 

そういう人は

 

粘り強くないのではなく

 

 

「辞める」

 

という選択肢を持って

 

何かに臨んでいる。

 

 

そこが原因なのだ。

 

 

 

物事を成すのに

 

 

途中で辞める

 

という選択肢を

 

持っていてはいけない。

 

 

少なくとも

 

自分ひとりではなく

 

誰かとタッグを組んだり

 

仲間とチームを作ったりして

 

何かに挑戦するなら

 

 

途中であきらめる

 

辞める

 

投げ出す

 

という選択肢はNG。

 

 

No Good!だ。

 

 

 

そういう人がいたら

 

あきらめが早いとか

 

粘り強くないとかじゃなく

 

 

ああ、この人は

 

いざとなったら

 

投げ出してしまう人なんだ

 

「辞める」という

 

選択肢を持ちながら

 

やっていたんだな

 

と、思ってしまう。

 

 

共に挑んでいたのに

 

全身脱力して虚脱感に覆われちゃう。

 

 

 

覚悟を決める

 

とは

 

そうした選択肢を

 

自らキッパリと

 

放棄することだ。

 

 

一緒にタッグを組むなら

 

そうした覚悟を決めたもの同士で

 

やりたいものだよね。

 

 

そうした覚悟があってこそ

 

お互いのパワーが一つになって

 

思いがけない能力が引き出され

 

チャンスを引き寄せ

 

奇跡的な成功を

 

成し遂げることができる。

 

 

 

もちろん、

 

 

障害物だらけの

 

タフな人生だから

 

思い通りにはならず

 

どうしても

 

途中で

 

あきらめなければならない

 

ことだってある。

 

 

「辞める」

 

という選択が

 

一番正しい場合だってある。

 

 

でも、

 

 

一緒に始めた自分以外の誰かがいるなら

 

その同志を放っておいて

 

あきらめて

 

自分だけ辞めてしまう

 

というのは無しだ。

 

 

辞めたほうがいい

 

と思うなら

 

一緒に歩んでいる

 

仲間やパートナーと

 

その是非を話し合う。

 

 

辞めるなら

 

そのパートナーの了承を得る。

 

 

そもそも

 

「辞める」という選択肢を持って

 

何かに挑戦しても

 

 

心のどこかに

 

(ダメなら辞めればいい)

 

という考えがあったら

 

 

潜在能力だって

 

力を発揮しようとは思わない。

 

 

いざというときの

 

火事場の馬鹿力なのだから

 

いざとなる前に

 

辞めてしまわれては

 

腕の見せ場がない。

 

 

途中で投げ出すときは

 

自分が傷つきたくはないから

 

たいていは

 

自分以外の誰かや何かのせいにして

 

途中で辞める自分を

 

正当化してしまう。

 

 

これも怖い。

 

 

だって

 

そんなことしていたら

 

途中で投げ出した自分の過去を

 

封印してしまうことになるのだから。

 

 

 

こう書いている僕は

 

もちろん

 

途中であきらめてしまった経験がある。

 

だからこそ

 

こんなふうにその心情もわかる。

 

 

いま思うと

 

なんとも

 

格好の悪い自分だし、

 

一緒に頑張っていた相手を

 

さぞガッカリさせてしまったんだ

 

と、恥ずかしい限り。

 

 

 

人生はタフだから

 

 

人間は未成熟で未完成なものだから

 

 

失敗も失態もある。

 

 

特に僕は

それが山ほどある。

 

 

 

人生はゲームとは違うから

 

リセットも

 

再スタートもできない。

 

 

でも、

 

 

気持ちを切り替えて

 

失敗から学び

 

自分を変えて

 

成長して

 

心機一転

 

前に進んでいくことはできる。

 

 

もうあきらめたりしないぞ!

 

もう途中で辞めたりしないぞ!

 

 

何かに挑戦するなら

 

しっかり覚悟を決めて

 

腹をくくって挑んでいくぞ!

 

 

そう自分を鼓舞し、

 

そんなセルフイメージを

 

自分に与えて

 

成長しながら

 

幸せの本質に近づいていく。

 

 

 

それが一度きりの

 

長いようで短い

 

短いようで長い

 

人生という旅なんだ。

 

 

 

 

グラサン

 

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