「たまには電話くらいしろよ」


って、

たまーに云われたりするけど、

良く考えるとこれってちょっと

上からの物言いな気もする。


だって、

「たまには電話しろよ」

という人が、

たまに電話してくれてもいいわけじゃん。


ま、確かに

相手のこと思ったときがかけるときだよネ。


大人になると、

用がなくてもたまに電話くらいしないと

すぐに疎遠になってしまうから、

たまには電話くらいしよー。


電話


昔は、さ


「ちょっとなかなか電話できなくて・・・」

っていう言い訳が普通に聞こえたけど、

今じゃ、この云い方って嘘っぽいよネ。


みんな自分の携帯持っているんだもん。


昔は、

すぐのところに公衆電話が見つからなくて・・・とか、

親がうるさくてタイミングが無かった・・・

なんていうのがあったけど、

ポケットに自分の電話が入っていて、

移動中でも、トイレに入っていても、

しようと思えば電話できちゃうんだから。


中学生の頃、

自分部屋に電話引いたっていう友だちがいて、

超~うらやましかったし、

なんだか大人だなぁと眩しかったし、

それからちょっと癪(しゃく)だったヨ。


すげーぇ、いいなぁ~、

・・・んー、こんちくしょう・・・

って感じで。


女の子の家に電話するのも、

緊張したね。
最初に電話をとる親と話すほうが、

女の子に電話すること自体よりも、

ハードル高かった。


「8時なら絶対おとうさん

お風呂入ってて出ないから、

電話ちょうだい」なんて云われて

「そりぁあ好都合だ」って電話すると、

そういう日に限って

お母さんのほうが

先にお風呂入っちゃってたりするんだ。

モロにお父さんが電話に出ちゃう。


「うちの娘にどんなご用ですか? 」

なんて一層低い声で訊いてくる。


そういうとき、僕の頭の中には、

ゴリラみたいな親父さんが

受話器握ってるイメージが湧く。

ランニングシャツ着たゴリラが・・・。


相手が違っていても、

その女の子のお父さんのイメージは

ほとんどゴリラだった。


今ってそういう緊張感ないんだろうなぁ。

直接相手に電話できちゃうし

緊張してしゃべれないときは、

メールとかラインで

コミュニケーション取れちゃうんだから。


いやはや便利。


・・・でも、どうなんだろうネ?


あの緊張感も、

今思うと良かったかも・・・って思う。


ランニング着たゴリラとうさんが

電話口に出るかもしれない・・・

という恐怖心を克服して、

彼女に電話するっていう

小さな冒険が楽しかったのかもしれない。


そんな冒険の末に

無事女の子が「もしもし」って

電話に出てくれたときの喜びと達成感が、

さらに特別な想いを強めてくれていたのかもネ。


女の子のほうだって、

この人はわざわざ障害を乗り越えて

私に電話してきてくれたんだわって、

こちらの勇気ある行動に

感動してくれてたかもしれない。


・・・あはは。


おおげさ過ぎました。

シツレイ。


携帯


いま、街を歩いていると、

ほとんどの人が携帯いじってたり、

話していたりする。


携帯電話の開発と発展のおかげで、

ビジネスなどは急激に加速した。


たしかに仕事するには、

とっても便利な道具。


だけど、


肝心のコミュニケーションが

希薄になりつつあるのも事実。


コミュニケーションの道具を

みんなが持っているのに、

人としゃべるのが苦手という人が

昔よりも増えているんだから、

ちょっと変だよネ。


便利だからって

仕事ばかりに使ってないで、

たまには友だちや親ともコミュニケーションとろう。


「たまにはそっちからも電話しろよなぁー」


なんて、

思わず云っちゃいそうだけどネ。


にひひ


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時間 12:30~14:00
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