ぼくの経歴をご存じない方が多い。
経歴というより
ここまでの軌跡みたいなものかな。
ぼくがカウンセラーになった経緯(いきさつ)とか
それまでのぼくが
どんなことをしていたのかとか・・・
(興味のない人はスイマセン)
カウンセラーという肩書だけで
ぼくという人間を判断されることに
いつも抵抗を感じてしまいます。
特に
カウンセラーは人格者であるはずだ
なんて誤解している人には…。
真面目に心理学を学んだからといって
必ずしも立派なカウンセラーに
なれるわけではないです。
(それだけでカウンセラーになっている人も
実際はいますね。怖いです)
ぼくは勉強があまり好きではないです。
勉強するとすぐに
知った気になるという
悪い癖がぼくにはあります。
知った気になると
多くのことを
実際の現場で学び損ねる。
これが自分のパターンだと
分かっているのです。
言い訳かもしれないけど、
だから、
ぼくは心理学というものも
学問としてではなく、
人間の心に興味があるというレベルで
いつも学んでいます。
カウンセリングに
役立てようと思って
勉強すると
覚えなくっちゃ
記憶しなくちゃ
という意識が働いてしまい
結局は何も
自分のものにならないのです。
ぼくは今
カウンセラー養成の専門学校を
今秋に立ち上げる準備をしています。
心理学の勉強をする学校ではなく
ぼくら人間の深層にある欲求を
考えたり
研究したりしながら
カウンセラーの視点が
育っていくような
学びの場にしたい
と思っています。
現時点で
ぼくが育てたカウンセラーたちは
みんなもともとは
違う分野で
活躍していた人たちです。
李カウンセラー は
飛び込み営業をしていました。
崎山カウンセラー は
外資系企業のOLでした。
秋山カウンセラーは
モデルや司会などの
仕事をしていました。
みんなそれぞれの活躍の中に
挫折やつまづきがあって
イメージングスクールに通ったのが
カウンセラーになったきっかけです。
月並みな言い方だけど
失敗や挫折やつまづきを
きちんと経験している人のほうが
カウンセラーには向いています。
痛みは
文字で勉強しても分からないです。
痛みという体験からしか
知ることのできないものだと思うのです。
人の心の痛みが分かるって
やはりカウンセラーとしては
とても大切な要素ですね。
そういう点では
ぼくは失敗と挫折とつまづきの
代表取締役みたいなものだから
カウンセラーは合っているのかもしれません。
いつも満点ばかりの
カウンセラーはいりません。
そんなカウンセラーの前では
クライアントも委縮してしまいます。
それよりも
満点とれたはずなのに
またケアレスミスで逃してしまう
心のスキが分かったり
勉強すればいいって
分かっているのに
勉強が手に付かない
心の弱さを感じられたり
満点なんか別にぃ～
と強がる気持ちが分かることのほうが
カウンセラーには大切な条件と言えますね。
カウンセラーは
人の心のエゴを
しっかりと理解するのが仕事と言えます。
物事がうまくいかないのも
エゴが邪魔をしているからです。
そして
エゴがあるからこそ
ぼくらは夢を抱くことが
できるんですからね。
李カウンセラーの
飛び込み営業時代の挫折話しは
いつも心が痛み、
そして最後には感動してしまう
素晴らしい経験エピソードです。
この話しを聞くだけでも
彼の講義を受ける価値があると思う。
さて、
今日も一日
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