こんにちは、ジョイ石井ですかお


昨日CDを出していると書きました。

「ジョイの声を聴くと、落ち着く」

なんていううれしい感想をいただきます。


でも、実はぼく、昔は

声にコンプレックスをもっていました。


俳優をしていた頃

仲間のひとりがぼくに聞いてきました。


「石井はもうデモ用の声録した?」

「デモ用 ? こえろく ? ん???」


ぼくの所属していた劇団では

声優としても活躍している役者がたくさんいたので

今回、マネージャーが全面的に

声の分野にも営業をかけるというのです。

それで、順次俳優たちの声をデモ用に録音しているらしい。


ぼくはまだそんな話、全然聞いてないぞ

マネージャー忘れてんのかな?

ぼくはさっそく事務所に行って聞いてみました。


「あの~、ぼくデモ用の声録まだなんですけど・・・」

「あぁ、石井くんはね、いいの。演技で売るから」

「声優もぜひやってみたいです。チャンスかも知れないし」

ちょっと別のほうを向いてからマネージャーは云いました。

「う~ん、石井くんの声、あんまり良くないし」


「あ、・・・そうなんだ・・・」


ショックでしたねしょぼん

声良くないんだって。

そんな評価されてたんだって。


その後、たまたま英語が喋れるということで

バイリンガルの役をラジオドラマで

やらせてもらった時

なんだか必要以上に気合い入ってしまいました。

一応主役だったんです。

沢田研二さんと共演。


でも、

ぼくは声の良さで選ばれたんじゃない・・・

たまたまバイリンガルだったからなんだ・・・

なんていう卑屈なセルフイメージ

あんまりいい仕事できなかったみたいです。


その後ニューヨークへ渡り、

セラピストのライセンスを取得していたとき

毎晩のように

オフブロードウェイのアクターたちと知り合っては、

バーで朝まで飲んでました。

そんな彼らの中に、

めちゃくちゃ魅力的な声の人がいました。

彼と話していると、

どんどん引き込まれる。

イメージが自然に湧いてくるような声。


これだ! ってひらめき電球


その声の秘密を教えてくれっ。

ただし、生まれつきなんていう答えは無しだ。


感じたんです。

その声はとても自然なんだけど、

どこか鍛え上げた美しさみたいな響きがあると。


次の日、ぼくは彼の出ている芝居をもう一度観にいきました。

終演後、客席で待っていると、

彼はやってきて、ステージ上で

声のための体操を見せてくれました。


それが、今ぼくがアカデミー で教えている


共鳴体音譜


ぼくのヴォイストレーニング法です。

彼の体操を基本に、

声楽など他の呼吸法も勉強して

アレンジし、出来たオリジナルです。


ある日クライアントに教えると

営業成績があがりました。

試しに別のクライアントにも・・・

同じ結果が出ました。

良く考えれば当然ですね。

営業にとって、

声は最大の武器です。


笑顔と説得力のある優しい声。


どんなことをするにも

最大の強みとなります。


こうして、無敵の呼吸法

共鳴体は

ぼくのコンプレックスから生まれたんです。


コンプレックスは偉大だなぁ

と、ぼくは思います。

さあ、今日も一日、楽~な気持ちで、

素敵にいきましょう!ね。にひひ


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最後まで読んでくれてありがとう。

本当に心からありがとう。 j

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