昨日は、PCから投稿ページにアクセスできず、ヒヤリとさせられた。

PCで仕事をしているほとんどの人が経験しているであろう「ヒヤリ」の瞬間。

いい調子で文章を打っていて、突然フリーズしてしまう・・・あの感覚。
それまでの1時間が、水の泡になってしまうかもしれない、あのなんとも言い難いやりきれない、自暴自棄に陥ってしまいそうな・・・あの感覚だ。

そして、そのたびに思う。
豆にデータ保存しておこう。
定期的にバックアップとっておこう・・・と。

しかし、すぐに熱さは私の喉元をすぎていく。

私の仕事のほとんどが、PCを使ってのものとなっている。
もちろんカウンセリングやスクールの講義などは、生の私の肉体と頭脳と感性を駆使しているものだが、それにしたって諸々のデータやそのための教材作り、紹介のホームページなどでPCを使う。

いま突然PCがまったく使えなくなったらどうなってしまうのだろう?

こんなに頼っているPCも、冷静に見つめると性能の良い電化製品にすぎない。

まずPC無くして今のように物書きなどできないだろう。
いちいち辞書で漢字探しながら原稿用紙の升目を埋めていたのでは、何が云いたかったのか忘れてしまいそうだ。

でも一方で、オリジナルの原稿用紙と万年筆。その横に大辞林という作家の状景にも憧れている私。

便利さに身を任せていては、いつか大きなしっぺ返しが来る予感がする。
怖いな・・・