珍しく録画してあったテレビ番組を観た。織田信長の死の秘密に迫る2時間番組。
「オトコタチノ狂」という半分時代モノの映画を創っているくらい、ボクは歴史が大好きだ。そして、日本の歴史史上最高の革命児織田信長は、ボクの小学生の頃からのヒーローだ。本能寺の変で死した信長の謎は多い。その謎解きを書いた本がここ数年でたくさん出版され、ボクはそのほとんどを読んでいる。
普段はめったに観ないテレビの録画を手に入れ、それを観た。
そして、思わず持っていたリモコンを落としてしまったくらいの驚きの事実を知ることになった。決して信長の死に関してではない。信長暗殺の真犯人でもない。番組のテーマとは全然関係ないところで、ボクは驚いてしまったのだ。

信長の誕生日が、ボクと同じ5月11日だったのだ。

な~んだ、なんて思わないで欲しい。というか思われてもいい。ボクにとっては、重要なことなのだ。
山岡荘八の「織田信長」を読んだ小学生からずっと、憧れ続け、関係書があれば読んでいたくらいファンだったのに、知らなかった。400年以上も前の史実なので彼の誕生日に触れたものがなかったせいなのか、とにかくボクは見落としていた。
驚き過ぎて、ただ笑うしかない状態に陥った。

ボクは歴史にロマンを感じる。
ましてや、自分の大好きなヒーローが実は同じ誕生日に生まれていたなんて、ますますそこにロマンを感じてしまう。
安土城にいつか行ってみよう。彼の人がその高台に立ちこの国に広がる大地を観たとき感じたものに、是が非でも想いを馳せたいと思った。