アトリエには、猫の額ほどの庭がある。その庭に植わっている木もキレイに紅葉が始まった。もう少ししたら、写真撮ろうかと思っている。
この三連休、紅葉狩りに行く人は多いだろう。
私はというと、執筆のラストスパートをかける予定。
読書の秋だから、少しはゆっくりと本も読みたいのだが・・・なかなかそういう気持ちになれる余裕がない。私の家には、いたるところに本が置いてある。ベッドサイド、トイレの中、書斎、リビング、和室、キッチンにも、そして私が好んで本を読む場所は、階段の途中だ。さすがに移動の多い1階から2階の階段にあった本は撤去した。本が邪魔で足を踏み外したら・・・と考えて、今はもっぱら2階から屋上への階段に数冊置いてある。
とっても分厚い英語版坂本龍馬の小説。
ちょこちょこ読んでいるドストエフスキーの「罪と罰」
関野吉晴の「我々は何処から来たのか」
ヘンリー・D・ソローの「森の生活」

龍馬は一度読み切ったのだが、なかなか英語の表現が面白いので、たまにページを開く。軽い気持ちで読まないモノ。階段の段差を使って読めるので、分厚く重い本。
一気に読まなくても大丈夫そうなモノ。
ここら辺が、階段本の選定基準だといま気づいた。

もう一つ気づいたこと。
いま自分も物書きの仕事をしていること。
不思議だなと思う。