私の映画オトコタチノ狂が、正式にDVD化される話が進んでいます。

下北沢のレイトショウを観たメーカーさんから頂いた話で、うまくいけば来年3月くらいに全国のツタヤでレンタルできるようになるそうです。自分の映画が、ビデオレンタルショップに置かれるなんて夢のような話。かなり照れくさい部分もありますが、やはりうれしいですね。

私は子供の頃から、映画狂でした。いいえむしろ今よりも断然映画狂だったといえます。今は、アトリエに7.1chのホームシアターも構え、そこら辺の映画館には負けないくらいの迫力で映画を好きなときに観ることができる環境を持っています。でも子供の頃のほうが、せっせと映画館に通い、好きな映画は大人たちに混ざって何度でも観ていました。

ビデオも、もちろんレンタルもない時代。映画は映画館で観るモノであり、TVで放映されている洋画には、子供ながらに違和感を感じていました。クリント・イーストウッドが日本語を話しているなんて、なんか変だなあ・・と。

母親におにぎりを握ってもらい、朝から映画館に入り、夜まで同じ映画を何度も観たものです。怖いシーンがどこに出てくるか分かっているので、そこだけ次のシーンまでロビーで遊んでいました。映画館のスタッフに相手をしてもらったことを憶えています。
「坊や、○○という映画が面白いぞ」なんて大人たちから情報をもらっていました。

時間など計っていないのですが、自分の頭の中で映画は流れ続けていたのでしょう、お気に入りのシーンが始まる頃に、慌てて場内にかけ戻っていったものです。

一日に4回も、5回も観るので、終わる頃には興奮してよく熱を出していました。次の日にはケロッとしていましたが。

何度も観て憶えてしまった好きな映画のシーンを、学校で仲間たちとリアルに再現するのがたまらなく面白かったことを憶えています。小学生だった私が、英語のセリフなんかも、映画一本丸々暗記してしまっていたのですから、それが勉強に反映されなかったことを、親は歯がゆく思っていたことでしょう。

勉強にこそ反映されませんでしたが、そんな経験がいまのイメージングメソッドに大きく影響しているような気がします。

一本の映画にハマってしまったこと、みなさんはありますか?


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