本を2冊同時執筆していたけど、どうにか1冊は書き終わった。
すでに2冊目の中盤に突入している。リズムが乗っているので、一気に書き上げたいところだが、他のプロジェクトもあるので、相変わらず合間を縫って書いている。
とにかく、世の中のGW連休は、ボクにとってガンバルウィークと決めたから、ここは働きまくってすべてのプロジェクトをベストな出来で仕上げたい。
GW明けは、信長と同じボクの誕生日も控えているので、少しでもオフが取れたらなぁと思う。
そういえば、いま加藤廣氏の「秀吉の枷」を読んでいる。
すごく面白い。でも信長暗殺が絡んだ話なので、信長ファンとしてはかなり複雑。でもいままでのよくあった秀吉出世話に終わらず、いかにあの「人たらし」で出世していった秀吉が、晩年その人格を崩していき、彼から人が離れていったのか、朝鮮出兵という自分の歴史の汚点を残すようなことをし出したのか、孤独の中に未練を残し死んでいったのかが、克明に描かれている。もちろん歴史小説なので、手紙や図面など新たに発見された資料をもとに、推理して書かれているものだけれど、歴史好きにとっては、推理小説の連続殺人事件よりも遥かに面白い。
ボクもいつかこのような新事実、新解釈の歴史小説を書いてみたいと勝手に夢を膨らませながら読んでいる。
秀吉の枷 (上)