今日から2007年のアカデミーがスタートした。
アカデミー自体は、すでにトレーニングを数日前から再開していたのだが、ボクと顔合わせをして実習を行ったのは今日が新年最初だった。

アカデミーの実習でボクが一番楽しみにしているのは、彼らの成長が表面に現れるときだ。時々内面で成長が始まっていることが分かるときがある。でも、彼らは表現者になろうとしているのだから、やはりその成長ぶりが外に現れてこなくちゃいけない。

そして、その成長ぶりが今日は特に著しかった。
今までで一番良かった。ボクが表現についての演出を加えると、すぐにそれを受け入れてどんどん良くなっていったのだ。以前の彼らは途中で演出すると、そこから先のリズムが崩れてガタガタになることが多かった。つまりは、事前に用意してきたモノに変更を加えられると表現ができなくなってしまっていたのだ。それが今日は違っていたのだ。真の意味でイメメソを理解し、それを義務感ではなく、心で伝えようとする姿勢がしっかりと身についていた。だから、演出の意図を組んですぐその場でより良くなっていったのだ。

こうなると、ここから先の彼らとの実習が、俄然面白くなってくる。
2007年のアカデミー生たちに期待したい。