こんばんは。
朝二度寝したので久しぶりに夜のブログ更新な 辛口ヒーリング女医☆かんな です。昼更新も考えたんですけどなんかその気にならず。
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※今日は字が多めの長ったらしいブログでございます。
婦人科界隈で有名な「命の母A」は漢方薬です。
「命の母A」には
13種類の生薬+ビタミン数種類が配合されてます。
効果効能としては
更年期障害、更年期神経症、血の道症※、のぼせ、生理不順、生理異常、生理痛、肩こり、冷え症、肌荒れ、めまい、耳鳴り、動悸、貧血、にきび、便秘、ヒステリー、帯下、産前産後、下腹腰痛、血圧異常、頭痛、頭重
って書いてあるよ。
※【血の道症】
月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のこと
命の母Aは
更年期の時期に起こってくることがある
様々な体調不良(「不定愁訴」)に対して
全般的に合うように調剤された薬。
それに対して病院に行くと
更年期障害に対して
当帰芍薬散
加味逍遥散
桂枝茯苓丸
っていう漢方薬がよく処方されます。
普段漢方薬を使わない婦人科医も
この名前は絶対知ってるでしょ、って薬です。
最近はこのあたりも
薬局で買えるようになりました。
(上記はツムラですがクラシエ(カネボウ)でも効果効能は変わりません)
この3種類は
どれも同じように効果があるんじゃなくて
駆瘀血剤(くおけつざい):瘀血を改善させる薬
っていう共通点を除けば
効果が出やすいひと(対象)が
違います。
【当帰芍薬散】
駆瘀血剤(くおけつざい):瘀血を改善させる薬
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後の不調、めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなどの改善などにも使われる。
妊娠中にも使うことができ、切迫流早産の予防になるとのことで「安胎薬」とも呼ばれる。
対象:体力のない「虚証(きょしょう)」の人
【加味逍遥散】
駆瘀血剤(くおけつざい):瘀血を改善させる薬
月経異常や更年期障害、肩がこる、めまい、頭痛、のぼせや発汗、イライラ、不安など、不定愁訴といわれる様々な不調に効果がある。神経の高ぶりにも抑うつにも。
対象:体力があまりない人、気分のむらが激しいひと
月経異常、更年期障害、頭痛、肩こり、めまいなど。にきびや、しみ、湿疹・皮膚炎、しもやけなど、皮膚トラブルにも用いられる。