「聖書」には「旧約聖書」と「新約聖書」がある。「旧約聖書」はユダヤ教の聖典として誕生し、キリスト教.イスラム教の聖典にもなっている。また世界最古の書物とされています。世界は聖書の予言通りに動ているの確かです。これらの美術作品は、字が読めない人のために聖書として用いられたのです。さあ~現代の私たちも聖書の世界の謎解きを名画と共に学んで行きたいと思います。
(サムソンとデリラ) 画家:ルーベンス 製作:1609~10年 技法:油彩
「士師記{裁き人の書}」(旧約聖書)
☆ サムソンの怪力の秘密である髪が切られる緊張の一瞬をとらえる
敵対するペルシテ人の女性デリラに恋したイスラエルの英雄サムソン。 かねてからサムソンを滅ぼす機会を狙っていたペリシテ人は、サムソンが寝ている間にその怪力の秘密である髪の毛を切ってしまう。(「士師記」第16章4節~19節)。
サムソンはデリラの膝の上で深い眠りにつき、自らの運命に気づかない。
老女が差し出すロウソクの明かりを頼りにそっとハサミを入れるペリシテ人。 奥には様子をうかがう兵士たちの姿も見える。
サムソンの肉体的表現にはミケランジェロの影響がうかがえる。
※ イスラエル人を率いる士師が異民族を撃退する
ヨシュアがカナンを征服してから王制が開始されるまでの約200年間、イスラエルの民を率いたのは士師と呼ばれる指導者だった。 士師は神に選ばれた人でみあり、その権威は王に等しいこともあった。
士師によって平和がもたらせると、人々は偶像崇拝に傾倒し、神の怒りを受け、人々が悔い改めると神から再び士師が派遣される、という話が幾度も繰り返されている。
これは、イスラエルが異民族によって何度も侵攻され、異教の影響を受けてきた歴史を物語っている。 「士師記」 には12人の士師が登場するが(6人は名前のみ)、怪力の持ち主がサムソンが有名である。
サムソンは神から与えられた怪力によってペルシテ人を撃退するが、ペルシテ人に買収されたデリラに「髪を切ると怪力を失う」 という秘密を明かしてします。
こうして髪を切られ、捕らえられたサムソンは、目を潰されて連行されるが、髪が伸びて怪力を回復したとき、宮殿の柱を引き倒して、多くのペルシテ人を道連れにして死んだ。
解説その1......... 怪力の秘密を聞きだそうとするデリラに対し、3回の嘘をついてまぬがれたサムソン。 しかし、最後にとうとう秘密を打ち明け、ペルシテ人に捕らわれてしまう。
解説その2 ....... 胸元をあらわにして、サムソンを誘惑するデリラの姿。 白く美しい肌や豊満な肉体が、サムソンが抵抗できなかったデリラの魅力を伝えている。
(聖書と名画 中村明子著書参照)
追記、男はどうしても女性には弱いものです 現代でいうハニートラップというやつですね 聖書の記述に「士師記」{裁き人の書でもあり} というのがあるのも初めて知りました しかしながら聖書による神のお怒りには、毎度毎度恐れ入ります 仏教では恐れ入り谷の鬼子母神でしょうか
法華経は釈尊の肉声の教え、経典です。 是非とも、
釈尊のご慈悲を体験してみてください(西洲)
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真実は一つ!!