釈尊の個性的な弟子たち7(チューダパンタカ) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

教えを乞(こ)う人を拒まず、誰でも仏になれるという考えを示したお釈迦様の弟子には、さまざまなタイプの者がいる。経典に残るそれらの弟子の姿を見るとき、お釈迦様の柔軟な教えや深い洞察力が浮かびあがってくることでしょう。有名な十大弟子とは別のお弟子さんたちをご紹介します。

 

 

◎チューダパンタカ(周利槃特{しゅりはんどく})

 

チューダパンタカは、最も愚かな弟子といわれている。 だが、釈迦は、愚かといわれたこの弟子も決して見捨てることはなかった。 それどころか、簡単な教えを守らせることで悟りを開かせたのであろ。

こんな短い経文も覚えられないのならお前にはとても悟りは開けまい諦めて精舎(しょうじゃ)から出ていくがよい」 兄のマハーパンタカは、愚かな弟チューダパンタカにそう言った。 

 

短い経文を覚えるようにと言ってから、すでに4か月が経った。 だが、いまだに覚えていない。 けっして怠けていたわけではない。 彼なりに一生懸命にやった。 でも、覚えられなかった。 チューダパンタカは、自分の愚かさを嘆き悲しみ、出家をやめて家に帰ろうとした。

 

チューダパンタカよどこへ行くのですか」  打ちひしがれた彼の前に、釈迦が立っていた。 

これまでの経緯を話すと、釈迦はこう諭した。

「なぜ、すぐに私のところに来なかったのです、チューダパンタカよ。 よいことを教えよう。 お前はこれからこの布をもって来る人の衣の埃(ほこり)や履き物の泥を拭(ぬぐ)いなさい。 そのとき、「(ちり)を払え(あか)をとれ」 と唱えるのです」

 

それから毎日、彼はその布で釈迦のものと来る人々の衣や履き物を拭っていった。

 

塵を払え垢をとれ

 

こうして何年かたったある日、彼はふとこう考えた。

「私は、これまで何年も「塵を払え、垢をとれ」 と唱えてきた、だが、払わなければならない塵や垢とは一体何だろう。 それは、人の心の塵や垢ではないか。 ならば、心の塵や垢とは.......」

 

愚かといわれたチューダパンタカも、釈迦から教わった簡明な教えを守ることで、自ら悟りを開いたのであった。

 

 

(釈迦の本、学研参照)

 

 

追記、お馴染み周利槃特は、天才バカボンのモデル役、レレレノレーのおじさんでしたね(^^)/ バカボンとはお釈迦様のことで、薄伽梵(ばかぼん)は薬師瑠璃光如来本願功徳経にでてくる、お釈迦様の別名なのですお願い どんな人でもお釈迦様は悟りの道へ導いてくれます。 その人に合った教え方、方便を使い、千手観音様のお働きと同じで、あの手この手で、万能なのですビックリマーク

 

 

 

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