2022.6.13. 昨年の話になりますが、修行体験記録をアップしようと思います♪
これから京都へ行かれる方、必見ですよ☆
昨年京都巡礼に出た初日、朝4時起きで一番で京都へ入り、川崎大師京都別院 笠原寺で尼僧体験修行をしてきました。
お寺には9:30くらいに着けば大丈夫。
私の時は念珠づくりで、御詠歌等はやりませんでした。
※女性限定。化粧、アクセサリーNG。
■修行体験内容
1. おかみそりの儀
2. 念珠作製
3. 瞑想・礼拝・読経
4. 昼食(精進料理)※事前にアレルギーをお知らせください
5. 護摩修行
6. 修了証・法名授与
7. 記念撮影
僧侶の修行に興味はありつつも、女性限定の尼僧修行。う~ん。。。
尼僧修行=行儀見習いみたいな感じかなぁと当時推測して迷っていたのですが、迷うくらいならやっちまえ!と参加を決めました。
結果、全然そんなことはなく。お世話してくださった尼僧さんもサバサバした方で楽しかったです(笑)
体験修行中は時計やスマホ不可なんで、写真は撮れません。最後に自分のスマホで記念撮影という形でした。
念珠制作や数息観等々をやりました。108
礼拝は短縮して10回くらい解説聞きながらやりました。
数息観は阿字観の時にやってるからいつもの通りでしたが、本式念珠の組み立ては意外と手間取ったのを覚えてます(笑)
先日、消防署で上級救命講習受けた時に三角巾の扱いで一部の中年男性がかなり手間取ってましたが、念珠の組み立て時は私もそんな感じでしたねw
こちらの尼僧修行の一番の目玉は他ではなかなか体験できない僧衣着用!
少々修行からはズレてしまいますが、尼僧コスプレされたい方にも良い経験になると思います!
仏教には「方便」って考え方があるんで、コスプレを入り口に仏教の教えに触れてお寺で色々体験する~っていうのは私は全然ありだと思っているので♪
話を尼僧修行に戻します。
足香やおかみそりという儀式のあと衣や袈裟を身につけるのですが、すぐに袈裟がズレ落ちてしまって結構大変でした。
帰ってからお坊さんに「袈裟がズレて大変だった~」って話をしたら「そりゃ着なれてないからでしょw」と軽く一蹴されましたが、そのくらい幾度となく着崩れました(汗)
輪袈裟は落ちないけど本式の袈裟は気がつくと落ちる、落ちるw
着崩れないようにする必要あるわけだから、修行入ったばっかの小僧さんはまずはあれで手間取るはず。
あとトイレ!
四国巡礼等で先達さん同行で回られた方はご存じだと思いますが、「トイレ行く時は必ず輪袈裟を外してください」と習いますよね?
同様にお坊さんもあの大きな袈裟をトイレや食事の時には外すわけです。
よくお寺での法事や法要の前後、お坊さんが袈裟と上の衣を取って寝間着みたいな白い衣や袴姿でフラフラしていることがありますが、休息目的だけじゃなくてトイレもあるから合理的な理由からだったのか!って。
実際に体験してみて納得しました。
大きなお寺での法要前にたくさんのお坊さんらが行列で外を歩いてきて本堂に入ってきて着座しますが、それも体験できましたよ!
袴ならともかく、衣だと裾幅が狭いので非常に歩きにくかったです。だから大きな法要を見ていると袴履いてるお坊さんが多いんだなぁって。
これも納得です。
終わった後は、着崩れて衣の裾が酷いありさまになりましたw
普段、お坊さんらの衣や袈裟に興味があったんで新鮮かつ大変興味深い体験でした♪
お昼の精進料理も素朴な味付けで美味しかったです。
こちらでは修了証と、笠原寺専用の法名をいただけます。
私の法名は【沙羅】でした。
この法名は総本山発行の正式なものではなく笠原寺専用の法名で、こちらの尼僧修行にまた訪れたとき修行中に呼ばれる名です。
体力なくても充分体験できる修行内容であるのと、ある程度、仏教や真言宗に詳しい人なら尼僧さんから色々話を聞くこともできるのでオススメです♪
いつもの京都観光に飽きた~っていう人も、普段とは違う新鮮な体験ができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
事前予約が必要で1名でもOKでしたね。
川崎大師の京都別院なんで女性一人旅でも安心だし、尼僧さんがしっかりお世話して下さいますよ♪



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