組織で働き続けて30年ほど経ち
最近、この組織内で長く働いた経験は、
私にとって物凄く大きな強みであり
財産なんだと気がつきました
これまで色々な仕事やプロジェクトを、
プレーヤーやリーダーとして経験する中で
共通するのが
「現場のなんともならない状況を、なんとかする」
上層部からの無理ゲーや綺麗ゴト、
当事者以外からの机上の空論を
ダメ出しや手のひら返し、
ちゃぶ台返しに遭いながら
2歩進んで3歩下がっても、
茨の道を匍匐前進し
泥だらけになりながら
現場で仲間と共に形にしていく
その中では
当初の約束通りに進まないのは当たり前
連絡がなくて音信不通になることだってある
しかし、いきなり頭ごなしに責めてしまっては
上手くいくことも上手くいかなくなる
相手が不義理をしたことは
そうせざるを得ない事情があるわけで
特に、仕事ができて人間もできている相手ほど
悩んだり申し訳ないと思ってる
さらに自分が直接その仕事に手をいれていなくて
間接的な関わりだったり
相手に任せているのなら
「なんでできないんだ」
「こっちの事情もわかって欲しい」
「連絡くらい寄越してもいいじゃないか」
と責めても良くはならない
むしろ大変な思いをしているのは相手なのだから
相手を信じて待つことや
相手の悩みをきいて、共に考え励まして
力を貸すことが物凄く大事
相手や組織が自分の思い通りになるわけが無い
むしろ我欲(エゴ)を封じて
現場や現状がどうにもならない状況であっても
賛同してくれる仲間とともに
良質な(←これが大事)試行錯誤をし続けていけば
仕事も人間関係も仲間たちの人生も
今よりもきっともっと良くなっていく
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これから、本業とは別に
人材育成や組織変革のコンサルティング事業もしていくことに決めました
目に見える問題に取り組むだけでなく、
現場のなんともならない状況をなんとかして、
不都合な状態を引き起こす
組織の深層意識を顕在化したり、
組織だけでなく、個別に関わることも得意です
一人ひとりの仕事と人生がもっと幸せになるように
笑顔あふれる人と組織と社会を創るお手伝いをしていきます