AIは短歌をどう詠むか
浦川通(著)
感情を持っていないはずのAIがどうやって、まるで人のように短歌を詠めるようになるのか?
その研究プロセスについて述べられた一冊
短歌と言葉と文脈の構造
面白い短歌表現は何から生まれるのか、など
AIと人、特にAIと言葉・語感の美しさについて知りたい人にとって面白い内容かと
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記号と実世界の実体やそれにともなう経験・感覚がどのように結びつくか(P49)
言語モデルは、過去につくられた短歌を学習して、確率的に言葉を並べていきます。その結果は過去の再現ともいえ、そこから新しい表現を生み出すのは簡単ではないでしょう(P130)
私たちが歌をつくるときには「普段の日常生活で使っている言葉から一度離れる必要がある」(P169)
この世界を構成しているあらゆる要素について考えを巡らし、またそれを肌で感じる能力を持っている私たちは、記号では表し切ることのできない情報すべてを投入して短歌をつくることができる(P182)
自分の普段の言葉づかいがいったいどのように見えるのか、それを客観的に把握するのは、そう簡単な作業とは言えません(P194)
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