【2024年本日読了した本 その7】 参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件 | 美しく、素敵に、幸せに

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2024年本日読了した本 その7

「参謀の思考法」とありますが、仕事において大事なことばかり

トラブルに一喜一憂せず、確実に問題解決を図っていく人って、こういう人(この本に書いてある参謀像)なんだと思う

 

義理人情に頼らず、「人間関係は悪いのが普通」と達観しつつ、トラブルが起こって他責にする人たちを前にしても、「多少のことはあっても、組織が正常化するのが一番大事」と淡々と問題を解決する・・・という姿は、「知的な戦略家」に見えるけれど

 

これができる人は、会社の現場の“どうしようもない現実”や、組織に自然に生ずるセクショナリズムや派閥などの“社内政治の現実”に揉まれ試行錯誤し、乗り越えるからこそ達観できて諦観できるんだろうなぁ

 

単なる「優秀な部下」にとどまるか、「参謀」として認められるか
トップが「参謀」として評価する基準は何なのか?
世界No.1企業であるブリヂストンCEOとして、14万人のトップを務めた元CEOの荒川詔四氏よる一冊

 

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組織運営などの問題で判断に迷ったり、困難に直面したりしたときに、意見を聞きたくなる、頼りにしたくなる人材(P3)

 

その人物の「見識」を高く評価(P3)

 

「参謀」の役割は、社内の人間にしか担えない(P6)

 

社長が最短の時間で最高の意思決定ができるようにサポートする(P13)

 

従順であることは「美徳」ではない(P32)

 

上司の「不完全性」を補うのが、「参謀」の役割(P33)

 

絶対に自分を殺してはならない(P38)

 

リーダーの「先回り」をしなければ、参謀の役割は果たせません(P43)

 

1日の仕事のスタートに挨拶に伺うときに、社長に確認・質問すべきことを用意しておく。何もなければ、その日の重要案件を確認する(P47)

 

社長が重要案件について、「深い思考」を続ける環境をつくる(P62)

 

社長に「無駄なエネルギー」を使わせない(P66)

 

大きなリスクに直面したとき、思考の「盲点」が生まれる(P81)

 

「能力の高い上司」に恵まれるのは、組織において稀なことである(P85)

 

たとえ能力が低い上司であっても、上司として「機能」させるのが参謀(P86)

 

承認欲求とは自分に自信がないから生ずるもの(P93)

 

感情的になった上司を冷静にさせることが参謀の役割(P96)

 

「トラブル」が起きるのが、正常な状態(P100)

 

自然に「悪い報告・相談」が集まる存在になる(P104)

 

好かれようしても「疲れる人生」になるだけ(P107)

 

お互いに、「何が原理原則であるか?」「何が正しいのか?」を考え抜き、それをぶつけ合う。そのプロセスで、不確実な状況の中で最適解を探り当てていくのが、上司と参謀の本来の関係性(P114)

 

参謀を「知的な戦略家」というイメージで捉えるのは危険(P117)

 

「理論家」に優れた参謀はいない(P125)

 

「現場」と真摯に向き合うことが、正しくモノを考える出発点(P137)

 

「論客」は敵を作る(P139)

 

企業における参謀が相手を論破することは「勝利」でもなんでもありません。むしろ、相手の反感を買うために、経営と現場の間に不信感を生み出してしまうという意味で「敗北」ですらある(P143)

 

現場の目には、参謀の背後に「権力者」の姿が見えている(P157)

 

本社中枢の参謀は、「1円も稼いでいない」と心得る(P169)

 

(外部コンサルタントには)会社の現場の“どうしようもない現実”や、組織に自然に生ずるセクショナリズムや派閥などの“社内政治の現実”を深く認識することができない(P175)

 

コンサルタントが過度に介入することによって、社員の「仕事に対するオーナーシップ」「自発性」を失わせ、「指示待ち族」へと転落させるという、致命的な結末に至る可能性すらある(P180)

 

参謀に求められる根本的な資質は、「調整力」ではなく、「会社のあるべき姿」を描くビジョンを形成する力であり、そのビジョンを実現するための「創造力」(P189)

 

「ビジョン」を持っている人物は、自分や自分が所属する部門の「個別的利益」を超えて、会社が「あるべき姿」に近づくために、創造的な思考を働かせます(P196)

 

「原理原則」を軸に考える(P221)

 

人間がやる仕事だから、またどこかで問題が起きるだろう。問題の原因をつくった人は、自分を守ろうと反発するだろう。そのなかで自分は淡々と、問題を解決すればいい。多少のことはあっても、組織が正常化するのが一番大事(P249)

 

人間関係は悪いのが普通(P251)

 

「誰」が提案したかではなく、「何」が提案されているかだけを、参謀は見るべき(P260)

 

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