ことわりをはかるみせ ばんどう
に行ってきました
予約制
紹介制
カウンター8席のみ
あの「山猫軒」で修行された坂東シェフのお店
豊橋の「野彩屋 primitive」が名古屋に移転し
先月オープンしました
お料理に合わせてワイン、日本酒を織り交ぜて
樹グラス
リーデルグラス
松徳硝子のうすはりなど
お酒の個性を引き立たせるグラスで出してくださいます
蛍烏賊と春野菜 南部鉄ココット焼き 丸干しソース
春野菜の彩りが見目麗しい
焼けた蛍烏賊の香ばしさと
丸干しソースの香りと塩加減が
春野菜の風味を引き立たせる
まさに和風バーニャカウダといった趣き
4品目
本日のお造り
平目昆布締め、石鯛、しめ鯖炙り
手前の貴重な真妻わさびでいただくのもよし
赤いビーツのソースや
鯖の奥にあるタマネギのソースでいただくのも
新たな風味が加わり、またよし
5品目の蒸物
白石湖の牡蠣と焼き干し野菜のカルタファタ エソ醤油
大粒の牡蠣の旨みが焼き干し野菜にしみこんで
これだけでも美味しいのに
ちくわの材料の魚、エソを発酵させた
「エソ醤油」の風味が加わり
滋味豊かで、旨味が幾重にも重なる深い味わいに
6品目の魚料理
鯛の道明寺揚げ
手前の天つゆの泡で食べるのもよし
なめこの天ぷらの下にある
蕗の薹(フキノトウ)のソースで食べるのもよし
道明寺粉のクリスピー感が
天つゆの泡に浸食されることなく持続し美味しい
9品目
三重県桑名の地蛤 にゅうめん
蛤に一振りされたのは
胡椒の最高峰、カンボジアのクラタペッパー
香りが柔らかく、そして豊か
蛤やにゅうめんの繊細さを損なわず
全体をまとめる上品さ
素晴らしい胡椒ですね
そして追加注文した
トリュフとかつおだしの罰当たりな土鍋ご飯
上にのせられた
削りたてのトリュフの香りも素晴らしいのですが
ご飯とともに炊きこまれたトリュフペーストの
芳醇な香りと旨みがすばらしい
そしてバターの香りが素晴らしいので訊いてみたら
北海道のノースプレインファームの
オホーツクおこっぺ発酵バターを使用とのこと
このノースプレインファーム
ソフトクリームが美味しいんです
そして最後は
桜香る芋羊羹
あまおうと低温殺菌ミルクのソルベ
このソルベ
生のあまおうよりも味が濃縮されていて美味しいかも 驚
以上、11品を相性抜群のお酒とともに楽しむひととき
至福の時間でした
メニューは毎月変わるとのこと
再訪が楽しみ♡
また、行きます