プレゼンターの力量は声を発する前に表れる | 美しく、素敵に、幸せに

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全ての人の人生を、美しく、素敵に、幸せにする、そんな女性でありたいと思うワーキングウーマンのブログです。画像は三重県メナード青山リゾートのラベンダー園です(2009年7月初旬撮影)。

プレゼンの冒頭、皆さまは何を考えていらっしゃいますか?


私の場合、

自分の行う研修で、最も意識を集中させる瞬間は、一番最初に前に立つまで。

歩いている時です。

その間は何を考えているのか?


それは「感謝」。

研修講師として、研修が始めることができるのは、参加者の方があってこそ。

「皆さま、今日はお忙しい中、お集まりいただき、本当にありがとうございます」

「今日、講師を務める機会を与えてくださり。ありがとうございます。」

という気持ちを込めて、ゆったりとした気持ちで歩き、

前に立ったら、やわらかな笑顔で全体を見渡し、第一声を発します。



思うに、プレゼンターや講師の力量は

第一声を発する前に、既に表れているように思います。


自信や実績は、堂々とした態度に表れますし、

温かな人柄はおだやかな表情に表れます。


しかし、何といっても忘れてはいけないのが

聞き手に向き合うこと。


「自分の意見を相手に伝え、そして

 相手がその意見に納得して行動に移してくれる」

のが良いプレゼン、とするならば

緊張して「失敗しませんように」と自分にばかり向き合っていては、相手は自分の意見に耳を傾けてくれません。


「この人の話は聴いたほうがいい」と、聞き手が感じるプレゼンか否か、は

第一声を発する前に、既に表れているものです。