最近は政治やワクチンの話が多くなってしまっているけど、ブログは何書いてもいいはずだよね。

たまには料理の話をするかな。

僕はいつもだいたい自炊しているのだけれども、最近作ったお好み焼きが美味かった。

 

 

僕は結構お好み焼きには自信があるのだけど、今回の具は豚肉にキャベツ、ネギ、玉ねぎ、大根菜、えのき、ツナ、チーズ、紅ショウガ、鰹節。

野菜はキャベツは必須だけど、ありあわせのものを適当に入れて作る。

ほかに何を入れたらおいしいだろうか。

 

 

昔は山芋をすりおろして小麦粉と混ぜて使ってたけど、面倒なので最近はお好み焼き粉。

一袋500グラムなのをまるまる全部使った。それで10枚分のようだからかなりの量になる。

焼くときはお玉二回分で一枚にする。それだとだいたい一枚が二枚分になるようで、今回も五枚になった。

これだと一枚がかなりの大きさになるのだけれど、男の料理にはそのくらいがちょうど良い。

 

 

やっぱり焼き立てが一番うまい。

最近暑くなってきたけど、そんな中で火を使って焼いた熱々のお好み焼きを食べるのもまた格別なものである。

まあお好み焼きなんてそんなに失敗するものではないから気楽なものだ。

 

 

せっかくだから写真でもアップできればよかったのだけど、食べるのに気が行き過ぎて写真を取り忘れてしまったね。

ちなみに残りのお好み焼きの半分は冷凍庫に保管して、当面食べる分は冷蔵庫に保管した。

夏が近づいているから食品の管理には要注意だね。

 

 

まあそんな風に毎日の生活には地味なりにも楽しみはあるものだけど、こんなに一見平和に見える日本の景色なのに、最近はふと、こんな毎日が実は虚構なんじゃないかと思ってしまう。

昔「マトリックス」という映画があったけれども、あの中にあるように、人は仮想現実の中を生きているのかもしれないと。

おかしなことを言っていると思われるかもしれないけれども、文化とか社会、僕たちが話す言語も一種の定められた物語で、人々が感じたり考えたりすることもその物語の範疇にある。そして人はそこから抜け出ることができないということだ。

だからだいたい皆同じように考え同じようなことをしゃべったりしている。

しかし必ずしもそれらは「現実」と一致しているわけではないし、ずれが致命的になるとしばしば悲惨な事態を招く。

 

 

僕は若いころ小難しい本を結構読んだけど、そのようなパターナリズムから抜け出して「現実」がなにかを知るにはもっと言葉が必要だと感じていたのかもしれない。

世界一周までしてしまったのはそれだけに飽き足らず、異文化に身を置くことで感じる違和感の新鮮さ、ハッとする目覚ましい何物かに対する好奇心に突き動かされたからかもしれない。

だから自分の行動力の源泉、それは結局単に好奇心なんだよな。

 

 

自分の好奇心に忠実に生きるとは、一面においてバカバカしいことかもしれない。

特に「物語」の内部で生きる人々にとってはそうだろうね。

ただ、やっぱり僕は「物語」の外部に出てみたかったんだな。

それは若いころから一貫して変わらないものである。

 

 

お好み焼きの話をしていたはずが、変な話になってしまった。

とりあえず今僕が知りたいのは、お好み焼きに何を入れたらおいしいか、である。

出来るだけ意外なものが望ましいね。

コメントにて教えてくれると嬉しいかな。