なんか楽しそうだなと思ったのは僕だけでしょうか。

「ノリが仕上がってるドルオタ(一見新規お断り)に支えられたアイドルのライブ」感。

 

 

以前ライブやフェスに足しげく通っていたことがあったのですが、この前のデモで「あーこれライブやフェスと同じ感覚だよな」と感じました。

たぶんライブやフェスが好きな人は結構同じ感想を持つんじゃないかな。

日常から離れたお祭り。普段大声で叫んだりこぶしを突き出したりする機会がなくて、たまったものを発散できる場という感じ。

 

 

この前のデモは右派が主体でしたが、左派はコロナ禍やワクチンについてどう考えているのか(以前の記事でも書きましたが)僕は気になっていて、ちょっと調べてみたのですが、左派でも極左過激派、武力闘争路線の中核派はコロナで活動を活発化させているようですね。

使用したスクショの元動画は↓

 

 

まあ、見た印象は「ぶつかり稽古ありのハードコア系ライブ」って感じですね。

そういうのに行ったことのある人なら、アー確かにそうだねと思ってもらえるに違いない。

ちなみにこの前のパンデミック条約反対デモはもっと平和だったので、安心してくださいね。

たとえるなら、JPOP層向けのライブかな。笑

 

 

 

「スクラムを組め!」

見事に統率の取れたドルオタですか?

 

 

「なんだそのダセーの!おい!」

左翼の敵、右翼がじゃじゃーん!と登場!

セリフもなかなか奮っております。

 

 

「デモ隊の諸君!我々の左前方で右翼がデモを妨害しようとしている!」

またスクラムを組んで・・・

 

 

ライブで言うところの「モッシュ」ですな。

ライブハウスのフロアでやるか公道でやるかの違いだけ。

まあ公道でやるのは確かに迷惑ではありますな。

 

 

コロナ禍の渦中の2021年に中核派の最高指導者が51年ぶりに公に姿を現していたんですね。

 

 

 

ゲリラ活動を繰り返してきた過激派「中核派」の最高指導者で、去年9月に51年ぶりに公の場に姿を現した清水丈夫議長(83)が、27日、都内で記者会見しました。 

「今ほど社会がめちゃくちゃになってきている。コロナとかけあわせることで、新自由主義の危機がとことんまでいっちゃう」(中核派 清水丈夫議長) 

50年を超える潜伏活動からこの時期に公の場に出てきた理由について清水議長は、“自身を含んだ指導部門の旧来の活動方針が、コロナ禍の社会情勢に対応できなかった”と説明しました。 

ただ、警察官が殺害された渋谷暴動事件などについて問われると・・・。 

「どうしても必要な闘争であったと思います。大きな意味を持ってたと思います。否定なんかしません」(中核派 清水丈夫議長) 

「コロナ禍で社会が大変な今こそ労働者の先頭に立って戦う」と述べていて、警視庁公安部は動向を注視しています。

 

 

表に姿を現した理由がまさにコロナ禍であったと。

中核派は今でも5000人弱の規模を保っていて、極左過激派の中では最大勢力の一つだそうですよ。

その中核派が最高指導者の登場に合わせて、コロナ禍の中活動を活発化させていたんですね。

まあ、確かに時宜を得ていると言えばそうかもしれません。

 

 

その中核派に対し、公安は機動隊を使って本部に立ち入り調査を開始。

表扉を電動のこぎりで破壊しようとするも、もみ合い発生。

結局話し合いの末、立ち入り検査に同意し、

 

 

ん?検温するんですか。笑

先ほどの物々しい対応と比べて、ずいぶんと和やかですね。

ちなみに元動画↓

 

 

中核派は若者のオルグ(左派用語で「勧誘」の意味)に力を入れているけれども、やはり高齢者が多くて、コロナ感染を怖がっている人が多いようです。

 

 

食堂に貼られた「黙食」「マスク着用」の文字。

 

 

ソーシャルディスタンスも完璧。

 

 

反権力を標榜しながら、権力側が流したコロナやワクチンに関する捏造は疑わないというのは矛盾しているように思うのですが。

この場所はほとんど窓のない密閉空間ですし、みな気を使って6.7回ワクチン打っていてもおかしくないでしょうね。

反ワクチンから見たら、おかしいだろ!と突っ込みを入れたくなるのですが、非合法活動もやる極左過激派でもこれですからね。

武力闘争を放棄し議会制民主主義で生きている共産党なんかも推して知るべしかもしれませんね。

 

 

中核派が活動を活発化させているのは、あくまでコロナ禍の自粛が経済的弱者を痛めつけることに対し対抗していこうということなのかもしれません。

それは彼らの従来の世界観に沿うものですが、コロナ禍やワクチン自体のおかしさは彼らにとって想定しない新しい事態で、それゆえに疑いもせず受け入れてしまうのかもしれません。

元動画は↓

 

 

中核派含め左派は「地方自治法改正」や「憲法改正」や「緊急事態条項」に反対できると思うし、すでにやっていると思うのですが、それらの中心に「ワクチン」があることには気づいていないんじゃないかな。

もちろん「地方自治法改正」も「憲法改正」も「緊急事態条項」も当然反対すべきですが、あの日比谷公園に4,5万人集まったほどの人数は集められないと思いますね。

国民のニーズを掴めていないというか、かゆいところに手が届いていないというか、もどかしい感じですね。

しかもなんか新規が入りにくい雰囲気のデモになりそうですし。

既存の理論や活動の枠内にある問題には反応できるけど、それ以外には対応できないというのが左派の弱点なのかもしれません。

 

 

一応参考資料ね。