陰謀論を超えて(2) 差別反対の左派がワクチン被害者差別を助長するのか | まさし特派員の世界一周だより

まさし特派員の世界一周だより

人文系旅ブログ。自称特派員という無職に就職した僕が、世界の情報を書くという設定です。勝手にやってろって話です。最近は世界の墓場がマイブーム。

 

↓この記事を読めばコロナワクチンがどれほどの薬害なのか分かると思います。

 

 

1回以上の接種人口は約1億人なので、接種した1万人あたり1人が健康被害の申請を行っていることになる。コロナ禍の前まで毎年数千万人がインフルエンザワクチン等を接種していたが、健康被害の審査件数は年100件前後で推移していた。

 

コロナワクチンの申請数が1万人につき一人で、インフルエンザワクチンが数千万人につき100件程度。

つまりインフルエンザワクチンは数十万人につき1件。

ここから、コロナワクチンのリスクはインフルエンザワクチンの数十倍だったことが分かります。

 

 

 

国が健康被害救済制度で死亡認定したワクチン死亡者は現在の時点で500人超であり、この時点ですでに過去最大の薬害事件なのですが、この数はさらに増えるでしょう。

なのに殆ど取り上げないマスコミはそれが平常運転なので放っておくとして、ちょっと気になるのが、こうした薬害問題って左派が主に取り上げるべき問題だと思うんだけど、れいわ共産あたりの動きは鈍くないですか?

 

 

振り返るとコロナ禍の間共産党はワクチン接種のスピードが遅いと与党を国会で追及する側で、どちらかと言うとワクチンを推進する側でした。

23年のゴールデンウィーク明けの自粛解除の時も拙速だと批判していました。

まあ今はワクチン被害の補償を迅速にやれと言っているし、共産党なら休業補償等ももっと手厚くやったでしょうが、ワクチン自体の効果性の検証や、そもそも政府のコロナ対策は正しかったのか?という視点は未だにあまり見られませんね。

与野党問わず各党から議員が来ている超党派WCH議員連盟にも、共産党からは議員は誰も来ていないらしい。

それは自分たちが政府を突いてワクチン含めコロナ対策を推進する側だったので、そこに疑問を呈してしまうと過去の発言と整合性が取れなくなってしまう問題がひょっとしたらあるかもしれない。

ただ、もし仮にそんな自分の小さなプライドが問題だとしたら、くだらないの一言ですが。

問題は人の命ですからね。

 

 

れいわ新撰組も山本太郎はワクチンを接種していないことを参院選の特番でバラされていたけど、彼自身はワクチンに疑問を持っていたに違いありません。

ただしワクチン被害について彼が国会で取り上げたのは少なくとも僕の知る限り一回だけ。

超党派WCH議員連盟には大島議員が来ているらしいけど、彼はれいわの中では右で、やはりもっと左の人は来ないですね。

そしてれいわがいつも開催しているおしゃべり会で、超党派WCH議員連盟の代表をしている立憲の原口一博議員に対し、山本太郎の口から「陰謀論」という言葉が出てきたことがあります。

 

 

 

30:49より。具体的には36:20あたりから当該箇所

 

(文字起こし)

山本太郎「おそらく少し陰謀論と言われるようなこと、それが陰謀ではないんだという人たちもいるけれども、一般的に陰謀論ととられるようなことも、おそらく発信もされているということは、噂には聞いています」

 

直接的に非難したわけではなくて、言葉を選びながらではあったけれども明らかに距離のある言い方でした。

別に彼を全否定するつもりはないけれど、噂で聞いたことを自分で裏を取らずに話すというのは、ちょっと言葉が軽いように思いました。

そして彼が日ごろ言う「国民の命を守る」とはなんなのか?とは思います。

ワクチン被害ってまさにそれでしょ。

 

 

すでに国が被害認定しているワクチンに対し疑問を呈している原口議員に対して「陰謀論」と言う言葉を使うのは、大きく考えるとワクチン被害者に対する差別を助長するものではないでしょうか。

インフルエンザワクチンの数十倍のリスクですよ。

疑問を呈して当然ではないでしょうか。

環境省の水俣病の被害者対応があまりにひどすぎて批判されましたが、陰謀論と言う言葉の中には、現在進行形のワクチン被害に対して貶める意味があり、臭い物に蓋をする対応を助長する可能性がある。

この二つの間には非常な矛盾があると感じます。

 

 

左派は日頃差別偏見は良くないと主張しているけれども、その彼ら自身が差別偏見をしているかもしれないという可能性を考えてみたことはあるでしょうか。

「自分は正義だからそんなことをするはずがない」と思っているとしたら、それは甚だ失笑ものの自惚れであり欺瞞でしかありません。

実際に国が被害認定していて、それで苦しんでいる被害者がいるという動かせない事実があります。

そしてそのような事実があることを知っているにもかかわらず、なお反ワクチンを「陰謀論」とひとくくりにレッテルを貼るとするならば、そのことによって意図的にワクチン被害者が声を上げにくい状況を作っていると非難されても仕方がないでしょう。

そのような差別に加担しかねないことを言う。

それは左派が日頃主張している「正義」に適うことでしょうか。