共産党公式が出している曲。政策についてはこれで分かるから聴いてくれ。
端的に言うと、「人にやさしい政治」ってやつだ。
アニメキャラは性的対象として消費されがちだけど、このキャラはフェミニズムにも配慮された見た目って感じ。
さすがは共産党ですな。
 
 
今回の記事はタイトルですでに出オチ感があるけれども、僕自身は別にコミュニストではありません。
というかすでに冷戦は30年以上前に終わっているし、今世界に本気で共産主義革命を起こそうとしている勢力があるのかな。
ソ連はすでに崩壊しているし中共もイデオロギーよりも金儲けに必死に見える。
多くの日本人は頭の中の世界観が冷戦のまま止まっている感じがするんだよね。
だからいまだにG7を中心とした先進国クラブの狭い国際協調にこだわっているんじゃないかな。
 
 
リベラルにも悪いリベラルと良いリベラルがいると思う。
どちらも既存秩序を壊すのだけど、そのあとに何を作るかが問題というわけだ。
より良いものが作れれば成功だけれども、歴史を見てもそうとばかりは限らない。
 
 
改革というと何か良いことのように聞こえるけれども、その本質は破壊なんだよね。
壊して作るのだけど、新しく作ったものが現実社会の中で正しくよく機能するとは限らない。
この30年間主に自民党が主導してきた構造改革や規制緩和、雇用改革は経済を停滞させただけではなく企業文化や共同体の破壊まで伴うものだったように思う。
今も維新の会と言う政党は性懲りもなく「身を切る改革」なんて言っているが、身を切られるのは我々庶民のほうなのだというのは知っておかねばならない。
この二つの党がやってきた(やりたい)改革とはすなわち破壊と同義であり、それがリベラリズムの本質だということ。
僕が自民や維新をリベラルと断じるのはこれが理由である。
 
 
ではそれらリベラルの自民や維新に一貫して反対してきたれいわ新選組や共産党は、相対的に保守になるだよね。
これは立ち位置の問題で、彼らが左派に見えるというのは問題ではない。
逆に言うと自民や維新の連中が靖国神社に参拝すれば保守なのか?ということが問われなければならない。
要は見た目ではなくやっていること、主張していることで判断する必要があるということだ。
政策を見てもれいわ共産の主張は国民の生活を守ったり向上に寄与するものが多いので、国民生活を守るという点でまさに「保守」なんだよね。
 
 
もちろん安全保障がれいわ共産だと不安だから。。。という意見は理解できる。
でもそれ以上に日本は行き過ぎた新自由主義を見直す時期に来ていると思う。
今でこそ悪い方向に暴走している岸田政権も、発足当初は「新自由主義の見直し」なんて言っていたもんね。
これまで日本人は左派が言ってきたことに耳を傾けてこなかったけど、今は聞く耳を持ったほうがいいんじゃないかと。
例えば保守的とされるトランプ政権でも経済政策は中間層の保護を主眼とした左派的なものだったし、バイデン政権も経済政策についてはトランプとさほど変わらなかったりしている事実。
そういうことにももっと目を向ける必要があると思うよ。