今日は、加速学習。いまだに、このacceleratedってスペルが覚えられません…。笑
加速学習についてお話させていただきます。
加速学習とは、学びをいかに効率的に、かつ自然に行うのかという方法をまとめた理論です。ブルガリアの心理学者ギオギ・ロザノフ博士が開発しました。

出典:http://www.nas.org/articles/accelerated_learning_bullet_train_to_success_or_oxymoron
加速学習における考え方をいくつか紹介していきます。
①
学習に対する思い込み(Beliefs about learning)加速学習の原理の一つに、 Beliefs about Learningというものがあります。
簡単に言ってしまうと、
多くの人は学ぶことを難しいものと信じすぎているということ。それが、学習を加速化させるときに障害となっている。
多くの人は、自分の能力値を低く見積もっていることが多いです。
もっとできるのに、しんどいと思い込んでやらない。 「メリハリが大事だ」とか言ってすぐ休憩してしまう。
もっとできるのに、自分には難しいと思ってやらない。 すぐあきらめてしまう。
そこで、「じゃあ、それってホントなの?」って少し疑ってみることが大事とのこと。 「いや、実はもう少しいけるんじゃないかな?」って思ってみること。そして、やってみること。
そうすることで、自分の中で勝手に作り上げていたブレーキが外れて、学びが加速します。
自分の場合は、「暗記なんて簡単。覚えることができるに決まってる」という全く根拠のない自信ですが、持つようにしていました。笑
②
多感覚のインプット(Multisensory Input)「VAK Model」という言葉をご存知でしょうか?
これは、人が新しい情報を得るときに好むやり方があり、それがVisual(視覚), Auditory(聴覚), Kinesthetic(運動感覚)の3つに分かれるそうです。
例えば、Visual(視覚)優先の人は、情報を目で見て処理することを得意とします。
Auditory(聴覚)優先の人は、情報を聞いて処理することを得意とします。
Kinesthetic(運動感覚)優先の人は、何でも実際やってみて処理することを得意とします。
加速学習においては、情報のインプットをする際に、これら全部使ってしまおうというものです。学ぶ時に
Visual(視覚), Auditory(聴覚), Kinesthetic(運動感覚)全てを動員する。目で見ながら、聞こえるように声にだして、そして体も使って全身で学習するというものです。
自分も、単語学習を行う際には、VAKすべて使って覚えることを心がけていました。中には、どうしても相性が悪い単語というのも存在して、その時は書くだけじゃなくて、声に出して、あとは、動きながら、例えば歯を磨きながらとかお風呂に入りながらその単語を唱えていました。
③
学習サイクル(Learning cycle)勉強は、1日10分を毎日続けることと言われますが、加速学習の観点から言うと、「短期決戦で、復習の回数を増やして学ぶ」方が、長期で少しずつ学ぶことよりも記憶の保持に役立つそうです。
多くの資格試験も短期決戦。期日を決めて、一気に勝負をかけましょう。
④
学習への準備態勢(Learning readiness state)学ぶときの精神状態は、学習の効果に大きく影響すると言われています。
精神的にも、肉体的にも落ち着いてリラックスした状態で学ぶと、人は最も楽に学びを進めることができると言われています。嫌々学んでも、効果は限定的です。
自分の場合は、仕事が終わってから勉強を行っていました。仕事をしていると、疲れていたり、やる気が起きなかったり、嫌な気持ちを引きずったりするのですが、勉強する際には、少しの時間だけ外に散歩に出かけて、切り替えてから勉強するようにしていました。仕事と勉強を両立する社会人には大事な考えだと思います。
今回は、加速学習の簡単な紹介を行いました。その他、様々な加速学習の理論が存在します。ご興味がある方は調べてみてください。
参考:ASTD Learning System