Teachers College (Columbia) 留学記 -15ページ目

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

春休みの残りの期間にやること。
なんとかなるかなと楽観的に考えていたのですが(=考えることを避けていたのですが)、そろそろ自分と向き合ってみる。

勉強系
①統計のテスト勉強。来週火曜日テスト。
②Action Learning、5つの記事を読む。
③Developoing & Managing Adult Learning Programのグループプロジェクト。

その他
①記事を書き終える。
②Tax Return必ずやる - 明日必ず銀行に行こう。

春休み、残りはあと2日。すべて終わらせるのは無理ですね、たぶん。
今日は、統計のテスト勉強をしてたら、自分は全然統計を理解してないことに気が付いて焦って一日勉強。まだまだ準備しないと正直テストがやばい。

そして、Action Learningの記事も早く読まないと。

人間、追い込まれてからが勝負。追い込まれる前に、計画的にやっとけよという声もかすかに聞こえてこないわけでもないですが、がんばります。

今日は9.11 Memorialへ行ってきました。電車で一本。
以前から行ってみたかった場所の一つで、ようやく実現。

アメリカ同時多発テロが起こった当時、大学1年生だったと思う。
その日は、滋賀県の球場で試合がある日で、その朝のニュースでテロについてずっと流れていたことを覚えています。 

めちゃめちゃ良い天気。まだ少し寒いです。
 

広い建物。一時間程度では、すべてを見るのは無理ですね。
 

No day shall erase you from the memory of time.
 

亡くなった方の写真が貼ってあります。このテロで、3000名ほどの方が亡くなりました。


13時から見たショートフィルムでは、当時の様子を詳細に描写しており、衝撃的でした。

「飛行機がハイジャックされた!」
と当時のリアルな電話の録音からスタート。必死に状況を伝えようとしていても、相手は「これは、本当か?訓練か?」と事態を正確に把握できず、聞き返していました。
確かに、ボストンを出た飛行機がハイジャックされて、それが今、ニューヨークに向かってるなんて、信じられない。

また、当時の大統領であるブッシュ大統領のコメントもありました。WTC北棟、南棟への2回の衝突、ペンタゴンへの衝突という異常な事態。America was under attack. 当時の緊迫した様子が伝わってきました。


約15年前のニューヨークについてや、アメリカ人の価値観形成に大きな影響を与えたこのテロについて学べて良かった。
すべてはまわり切れなかったので、いつかもう一回行けたらいいな。


家に帰ってからは、統計の勉強。
明日もやります。

朝は、Student Organizationのカンファレンスコール。テーマはDiversity Initiativeに関するもの。
TCに入学してから、このDiversity initiativeには何度か参加してて、その発展版が今学期も行われる予定。Design Thinkingを用いて、コース内のDiversityをいかに促進していくのかという点を参加者で探求していきました。
今までは参加者側の立場だったのですが、これからは主催者側として関わることになることが感慨深い。

カンファレンスコールの後は勉強。こうやって、自分からやる勉強は面白い。
今日は、フェルミ推定的な、地頭を伸ばす本を読んでました。完全にはまった。面白い。
今までこういった、物事を論理的に筋道立てて考える練習をせずに、ある種根性でペーパーを書いてました。根性があるので、なんとかなっていたものの、時間がかかっていました。

こういった論的思考能力や構造化のスキルを学ぶことで、今後は、もっと短い時間でポイントをついたものを書けるようになるかもしれないのではという希望が生まれました。
もっと早くからやってたらよかった。フェルミ推定の勉強は、今後も継続します!地頭を伸ばそう。

夜は、ご飯を食べに旅立っていました。楽しかった。
ただ、NY在住の福井県民が、どんどん少なくなっていくのがさみしい…。

大学院に入学してから、時々考えること。それは、自分は「考える力」が弱く、伸ばす必要があるということ。日本にいるときから薄々気が付いていたのですが、そろそろ向き合おうと思います。

ブログとかでも、自分の知っている知識を取りだすということはしてるけども、それって「考えている」ことにはならない。自分のオリジナルなアイデアを創り出すことが苦手だし、それは無理だと思って今まで意識的に取り組んできませんでした。
だから、他のブログなどで、自分のオリジナルな考えを表現されている方はすごいなあと思ってます。

元々をさかのぼると、体育会出身であるというのも影響していると思う。体育会って、基本的に監督や先輩の言うことって絶対じゃないですか。「いや、僕はそれ違うんじゃないかって思います」みたいなこと言うと、鉄拳が飛んでくるような世界じゃないですか。これによって、理不尽なことに耐える力は身に付きましたが、そのかわり考える力が弱まった気がする。
また、大きな話を言うと、日本の教育も批判的思考や考える力を養うためのカリキュラムにはなっていないのではないかとも考えます。事実や事柄の暗記が中心で、受験で求められることも、正確なインプットと正確なアウトプットじゃないですか。
インプットをベースにして、自分のオリジナルな視点って求められないじゃないですか。文化的に議論を避ける傾向もありますよね。

けど、アメリカにいたり、Adult Learningを勉強してると、物事を批判的に考えるCritical Thinkingとか、自分でオリジナル考えを持つことの重要性&必要性を実感させられます。「Adult Educationの目的は学習者のCritical Thinkingの力を伸ばすことだ」と言われているのにも関わらず、僕のCritical Thinking全然ダメダメという状況。

なので、まずはこの春休みに考える力、批判的思考を伸ばしていきたいと思っています。
こういうのって、スキルの一つでもあるので、Trainableなんです。まずは春休み中に集中的にテキストを読んでしまおうと思います。その後は、実践あるのみ!

朝、メールを確認したら、大学院から奨学金を支給する旨の連絡をもらいました!


You have been awarded financial aid.

Based on your academic transcript, the status of your academic progress is Reviewed Making Good Prog as of Spring Term 2015.


この時期に奨学金をもらえるのはでかい!嬉しい!

これで大学院から奨学金をもらったのは3年連続になります。みんなもらっていると思い込んでいたのですが、実は2年目と3年目は成績優秀者のみに支給しているとのことでした。

どれくらいの割合を成績優秀者と言っているのかは不明ですが、とにかく奨学金をもらえたらオッケーです!

今年の12月に卒業してしまうので、奨学金の支給は期待してませんでした。ラッキーだ。



それでも、まだまだ卒業までお金が厳しいのは事実。日本にも帰れないし、旅行にも行けない。

貧しい大学院生活ですが、なんとか最後まで生き残りたいです!

 
春休み初日。卒業研究のテーマ設定のために、日本の現状を少し調べておきなさいというアドバイスをもらい、それを行っていました。
今日は、教育再生実行会議の第六次提言である『「学び続ける」社会、全員参加型社会、地方創生を実現する教育の在り方について』という資料を読みました。
こんな提言が出ているとあ。興味のほぼど真ん中だ。

特に興味があった箇所が、
1. 社会に出た後も、誰もが「学び続け」、夢と志のために挑戦できる社会へ(p. 4)
p4で触れている「大学などを若者中心の学びの場から全世代のための学びの場へ」と提言されています。
日本の高等教育における25歳以上の入学者って、たしか2%だったと思うのですが、それをもっと上げようということだよね。

実際、提言内容でも触れているんだけど、日本の場合は大学で学ぶ内容に対する不信感が強いので、それを払しょくすることが大事だよね。質の確保。
まぁ確かにAdult Learningの観点から、本からよりも実際の経験から学ぶことの方が大きいんだけど、それはアカデミズムを否定することにはならない。
経験から効果的に学びを得るためには、体系だった理論が参考になります。

そして、学んだ内容をちゃんと評価されるような仕組み作りも不可欠。例えばMOOCを修了しても、人事の採用担当がそれに価値を見出してくれないのであれば、正答な評価を受けられない。高等教育での学び直しも同じことが言えるのではないかと思う。

2. 多様性(ダイバーシティ)を認め合う社会へ(p. 7)
「教育の在り方についても、多様な経歴をもつ人々が、それぞれの能力、可能性を最大限伸長し、活躍する全員参加型社会の実現するものへと根本的に転換することが必要」(p. 7)

その中で触れられていた、「失敗を経験しても何度でも再チャレンジ可能な社会を実現すること」という言葉。セカンドチャンスがあるというのは夢があるよね。(参考記事:2014年6月7日 セカンドチャンス

学校教育でうまくいかなかったとか、会社すぐ辞めてしまったとかいわゆる失敗をしてしまった方にとって、再チャレンジの場があることって重要だと思う。Adult Learningはそれを実現することができます。


この提言を読んでいて、教育に関する議論の中で、「生涯学習が大事だ!」と説得力を持って言うためには、まず教育全体を知る必要があると感じています。教育全体の中で生涯学習がどのような位置づけにあって、そしてそれはどれくらい大切なものなのか。限られた予算の中でどれくらい配分するべきなのか。
こうやって、教育再生実行会議の3つの分科会の一つとして挙げられるほど、生涯学習の優先順位は高いのだと推測します。
個人的には、生涯学習は学校教育、社会教育を包括したものであるため、まず生涯学習という枠組みで教育を考えて、その後学校教育と社会教育に分けて考える必要があるかと。今は、学校教育を重視しすぎており、それは変化の早い社会に対応できているとは思いません。


定期的に日本の状況を調べておかないと。アメリカの大学院に来ると、日本の状況が掴みにくくなります。
最終的には、日本の生涯学習の発展に貢献したいと思っているので、日本の現状も少し押さえつつ、アメリカの教育の研究をしたいです。


今日は他にもいろいろ読みましたが、これくらいで。


Action Learningの一環で、今日はフィラデルフィアに行ってきました。
集合は朝7時に50th streetだったため、今日は5時に起床。フィラデルフィアまでは車で2時間ほど。

病院では、観察とインタビューを実施。詳しくは書けませんが、実際に現場に行くことで医者、看護師、スタッフ、学生のコミュニケーションを間近で見ることができました。
僕は、現場の最前線を観察させてもらうことに。病院なんて普段行くことがないので、新鮮な経験。アメリカに来てから、一回も病院に行ってません。

観察させてもらった部署では、患者さんがひっきりなしに来るため、スタッフの皆さんは休む間もないし、経験をリフレクションする時間もない。とにかく目の前の仕事をミスなく進めることが求められていました。重要な学びが起こっていたとしても、それどころじゃない。
常に忙しそうで、緊張感があり、その中で僕が質問をするのはなかなか申し訳なかった。もうちょっとアグレッシブに情報を取りにいっても良かったのかな。この点は少し反省。

一方、他のグループメンバーは違う部署に行っていたこともあり、僕とはまた異なった経験をしていたようです。他の部署は、予め決まった時間に患者が来ることがわかっているため、仕事の計画も立てやすいようです。そのため、グループメンバーからの質問の時間も十分に取ってくれたようでした。

お昼ご飯をグループメンバーで食べた時に、みんなの観察の結果を共有してて、それぞれが見てたものが全く異なっていたことが面白かったし、様々な部署や人材がいる病院の組織的な複雑さというものが実感できたように思います。外科と精神科、救急処置室の組織文化の違いとかも面白かった。これを束ねるリーダーは、相当大変だろうな。


今日のフィラデルフィアで、まずはAction Learningのデータ収集が終了。次はこのデータの分析が待っています。とはいえ、データ収集までが様々な調整が絡むため個人的に山場と思っており、それが無事終わってよかったです。
明日からは春休みです!

今日は木曜、Developing and Managing Adult Learning Programの授業。
グループワークが始まりました。アパレル業界の一つの会社を取り上げて、それをどのように立て直しをするのか、HRの立場から提言せよというもの。
今後どのように進めるかに関して、授業後にミーティングをしてきました。

ざっくりとしたお題であるため、僕らで組織の規模や文化、ゴールも設定することになります。僕がその設定をする係になりました。みんなが動きやすいように、早めに作って共有しよう。

前提となる条件が、
①もともと、業界トップだった(今もトップ?かどうかは書かれてない)
②売り上げが下がった要因が、グローバル化とオンラインマーケットへの対応の遅れ
③20%ほどの従業員をレイオフした
④授業で学んだLearning & Developmentの観点を入れる

くらい。
Action Learningとは異なり、リアルなケースではありません。なんというか、切迫感がないというか、本気を出しにくいというか。うまくモチベーションを保ちながら進めていこうと思います。
ちなみに、グループメンバーは良い人ばかり。全員、Adult Leanring and Leadership。


明日はAction Learningの授業の一環でフィラデルフィアです。朝7時に52street集合。
しっかり情報収集してきます!!
うう、体調不良が続いています。なので、今日は部屋でゆっくりしています。

とはいえ、授業準備(Action Learning、学習する組織、Developing & Managing Adult Learning Program)があったので取り組んでいました。

Action Learningは、今週の金曜日にフィラデルフィアに行きます。
フィラデルフィアの病院における組織課題をテーマとして扱っているため、実際に行ってインタビューと観察をしてきます。体調、治ってほしい。
今回は、グループメンバー5人で車で行きます。素晴らしいグループメンバー。賢くて、かつ熱心に取り組むメンバーたち。あれだけ周りのメンバーに気を配って行動ができるのは、彼ら彼女らそれぞれが強いリーダーシップを持ち、チームメンバーとしての効果的な振る舞いを理解しているからではないかと思っています。
金曜日もいろいろ学ぶことができるのが楽しみです。


ちなみに、Action Learningは3つのグループに分かれており、僕はその3つのグループの連絡係もしています。なので、病院のスタッフの方に僕が直接コンタクトをすることも多いです。
あと、3つのグループの意見をまとめて動くことも求められます。自分のグループは素晴らしいのですが、他のグループとの調整作業が入ると結構大変。

冷静に見て、僕のグループがほかのグループと比べ1、2週間ほど早く動いているため、ほかのグループが追いつくのを待たないといけない。締切間際になって、いろいろ調整作業が入るし、意思統一も大変でむしろダブルワークが結構生まれてしまっている。
たとえば、今日も送ってほしいメッセージがメール送信者の判断で勝手に変更されてしまい、もう一度お願いすることに。締め切り前に急いでやるからそんなミスが起こるのに、と言いたい。

僕らのグループだけだったら、もっとさくっと進むと思うけど、クラス全体で動かないといけないのでしょうがないかー。僕が一方的に妥協するのではなく、うまく交渉していく必要がありますね。

そして、少しだけ話がずれますが、僕自身を自己分析すると、全然頭が切れるタイプではないです。が、計画性をもって先手を打つ力は優れているように思います。そして、それはなにかプロジェクトを進めるうえで大事な力なのだということがわかった。
成績でほぼAが取れているのも、この先手を打ち続けることができる計画性が関係していると思う。僕より明らかに地頭が良い方々が大学院の勉強で苦労している姿を見て、なんでなんだろうと不思議に思っていたのですが、計画性と実行力に差があるのではということが分かってきました。
切れる頭でスマートなプレゼンで乗り切るほうが、地道に計画的に進めることよりもかっこいいんだけど、そこに強みがないんだからしょうがないと思ってます。

いろいろ話は飛びましたが、今日はそろそろ休憩しよう。
明日には体調が治っていてほしいな。


なぜか今日も体調不良。んーどうしたんだろう、まだ治ってなかったのかな。


明日はミーティング×2と統計の授業。早く寝て、パワーの回復をします!