【学校教育・社会教育・企業内人材育成をつなげる「生涯学習」という考え方】
日本に帰って聞かれることが多く、かつ違和感がある質問に「今、大学院で学ばれていることは教育学ですか?社会教育ですか?それとも、経営学の人的資本管理ですか?」という学問の分類に関するもの。(ちなみに回答は全部学んでいます)
明確に「教育学」とか「経営学」とかで区切っちゃうから、学校教育で伸ばす力と社会で求められる力のギャップが生まれているんじゃないかな?
教育学畑の人は、企業内人材育成に興味&ノウハウがないから、学校教育内で完結できるカリキュラムに終始せざるを得ないし、一方、経営学畑の人は学校教育とのつながりを無視して、独自にカリキュラム作成をする状況になっているように感じます。
「人の学びの支援」という観点では一緒だし、それぞれが必要な部分を補いあえばもっといいものが作れるはずなのに。
そして、こういった学際的な分野や、人材育成に関する産学連携などに、自分のバックグラウンドや学んでいることで価値を出せるのではないか、と思い始めてきました。企業内人材育成・社会教育・学校教育をつなげることで、人材育成にもシナジーがかかるはず。
卒業前最後の個人プロジェクトで、これに対する自分なりの答えを出そうと思います!