2015 MLB開幕と専門家(Expert)のパフォーマンスの構成要素 | Teachers College (Columbia) 留学記

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

開幕!MLB 2015!! ヤンキースタジアムに行ってきました。
平日である月曜の昼13時からプレーボールにも関わらず、こんなにたくさんの観客が来ていました。彼らは、仕事を休んできているのかな。


 SIPAの友人から、開幕戦がヤンキースタジアムで行われるので行こうと誘われて行ってきました!試合前にはアメリカの大きな国旗が。

  
  
開幕投手はマー君。
「球速不足」とか、「手術したほうが良かった」とかいろいろと言われているのを払しょくするピッチングを期待していたのですが、今日は4回5失点。少し心配な今シーズン初戦でした。
がんばってほしい。

野球観戦後は、「学習する組織」の授業に行ってきました。野球観戦と学習する組織の2つをつなげようとすると、一つの研究結果が頭に浮かんできます。
それは、「専門家のパフォーマンスは何によって作られているか」ということ。

心理学者のK. Anders Ericssonの研究によると、専門家のパフォーマンス(Expert Performance)と、他の賞賛に値するパフォーマンス(Good Performance)の違いは、生まれ持った能力や、IQ、そして遺伝的要素ではないと述べています。その違いは「練習量」だそう。
専門家になるためには、10000時間の意識的かつ集中的な練習が必要とのことだそうです。期間でいうと10年が必要という研究もあります。

プロ野球の選手は、10年は軽く練習してますよね。だから、プロフェッショナルとしてのプレーが可能になるのでしょう。スタンドからマー君のキャッチボールを見てたのですが、ボールの伸びが違う。
一方僕は、Adult Learningを学び始めてまだ2年近く。寄り道してる時間なんてあるのだろうかと少し不安になります。今後も修行は続きます。