14日バレンタインデーの新興場況と、大量IPO。
14日の新興市場は
JASDAQ平均 2203.29円 (前日比△0.38)
マザーズ指数 1136.40ポイント(前日比△16.30)
ヘラクレス指数 1879.52ポイント(前日比△1.56)
でした。
なんなのでしょう?この消化不良感。JASDAQ平均は売り買い交錯に小動き。J―Stock Indexも小動き。楽天、インデックスは小動き。エバタはTOB価格にサヤ寄せ。ザインが急騰。総和地所は一時ストップ高、藤商事も小じっかり。インテリWはストップ安。今期下方修正を受けてエキサイトは連日安値。マザーズ指数は反発。ヘラクレス指数も3日ぶり反発。GCAは大幅反発、M&Aもしっかり。ハドソンは利益確定売り。Vコマースは今期最終減益予想でストップ安気配。小動きとか小じっかりとかもう嫌。
さて、新興市場に唯一残された値幅取りパラダイス。IPOは大量6社が上場。
投資資金の分散懸念が指摘されていた14日のIPO(新規上場)は、値動きの軽さに加え、〝ベンチャーキャピタル(VC)保有割合い〟という昨年ごろから意識され始めた新基準で明と暗が分かれました。
好人気となったのはVC保有のないアサックス、初値を公募価格(36万円)比24%高の44万6000円で付けた後、ストップ高(49万6000円)まで進みました。VC保有株はゼロで、先行き需給関係による値崩れ不安が小さいことをもろに好感された格好です。なんていったって上場市場は東証2部。これまでなら、どうにもならないような不人気株と見下されていたような状況でした。それが初値寄り付き後、一気にストップ高まで駆け上がるとは…。
また、ウィル不動産販売も好人気で、初値は公募価格比2・1倍の42万円。この時点で1715株の商いが成立(公開株数は2760株)。これも値動きの軽いVC保有なしです。加えて、既存株主へのロックアップ比率の高いエルモ社が公募比25%高の463円で初値を付けた後も、初日の出来高が公開株数を上回るなど、活況だったのです。〝VC〟と〝ロックアップ〟はもはや無視できない指標となった感もありますね。
一方で、札証アンビシャス上場のインネクストは寄り付きからウリ気配スタート。公募5000株に対し、ロックアップのないVC持ち分1万4000株の“隠れ売り出し”があっては、辛い。個人投資家もその辺はちゃんと見ています。また、ウェブドゥジャパンは前場カイ気配切り上げ展開から、初値は公募比1・8倍の29万1000円の好発進も、後場は失速。公募売出しが比較的小さく、ネット系の人気業態でも、VC保有比率が案外高いことで、資金の逃げ足は速かったようです。
アートネイチャーは事前予想通り、公募・売り出し株数の大きさが〝荷もたれ感〟と感じられ、公募価格と同値7000円発進。