20日の新興大引けデータ | 新聞記者の本音

20日の新興大引けデータ

20日の大引けは

JASDAQ平均   2124.41円 (前日比△2.65

マザーズ指数   1147.31ポイント(前日比△19.57

ヘラクレス指数   1845.72ポイント(前日比△27.38

でした。


 JASDAQ平均は堅調。楽天イー・トレード証など主力株が高く、J―Stock Indexは後場になって上げ幅を拡大。ほか、テレウェイヴが急反発し、竹内製作ハーモニックオプトなども買われました。アストマックスはストップ高。ほか、GCAネットエイジが大幅高したほか、ゲームオンVコマースが反発した。サイバーエージUSENも買われたが、ACCESSは下げ止らず、12日続落です。


 IPO(新規上場)集中日となった20日は、3銘柄すべてが好発進。ソースネクストの初値が公募比61%高の35万5000円(その後ストップ安…)。ヒップの初値も公募価格20万円比2・8倍の55万5000円と好人気となりました。VSNは公募と同値の3350円スタートとなったものの、その後は公募売り出し株数の187万4700株を上回る商いを前場でこなす好回転ぶり。この日の高値3620円まで買われる場面もありましiた。



VSNの2ショット ←VSN上場会見での社長、会長の2ショット


同業との初値レースは、VC持分の多さや、「新たなお馬さん資金」と疑ってしまいたくなるような、会長の売り出し株数の多さから、出遅れる格好となりました。が、VSNの会長は何と言ってもあの関口さん。今日の上場会見にもご出席。さすがにマスコミを使うのがうまいなーぁと。フサイチコンコルドの脚質「音速の末足」が出る日も近いでしょうか?まあ、残り3ハロンはふどこか?と問われれば、それは不明ですが…。社長が名騎手かどうかにも拠るのでしょうね。


さて、明日は東京一番フーズ(3067・東マ・一株と、パイプドビッツ(3831・東マ・一株)が上場します。


東京一番はいわゆる、ふぐや。公募29万円で、公募・売出は合わせて2800株。結局、需給主導で初値高騰も予想されるのですが、気掛かり(というかイチャモン?)が一つ。実は、過去行った第三者割当増資はだいたい2万~3万円程度と不可解(直近、1年前の増資でも3万円)な値段。実情を一番よく知る会社側の査定した適正な株価≒増資価格の10倍にも、公募価格の時点で跳ね上がっているということでしょうか?あるいは儲けさせたい特定の人のために、このときは株を叩き売ったということでしょうか?どちらにしても、私はこのタイプの企業が好きではありません。


一方、パイプドビッツは個人情報・セキュリティー・漏えい対策がらみの情報管理アプリケーション・ソフト開発企業。公募21万円で、公募・売り出し合わせて2300株と、こちらも超小型。業態はともかく、ストックオプションが当面行使不可、ベンチャーキャピタルの保有株も無いという良好な株式需給は、この頃のIPOでは珍しいのでは?




日本証券新聞社
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