第12回 株式ダービー 第5週(9月29日―10月5日) | 新聞記者の本音

第12回 株式ダービー 第5週(9月29日―10月5日)

ダービー第5週まで(9月2日―10月5日)

 第5週(9月29日―10月5日)の日経平均は2勝3敗。利益確定売りをこなしながら、着実に下値を切り上げる展開で、10月4日には約4年ぶりに1万3700円台を回復しました。その間、為替が大きく円安に振れたこともあり、新日鉄、住金など大手高炉株や内需株に集まっていた物色の手は徐々に広がりを増し、ハイテク株や自動車株など輸出関連株も騰勢を強めてきました。

 当レースでは、上位陣に大きな変動はないものの、全体のパフォーマンスはやや後退、我慢の週となっています。そのなかで、前回81位から18位までのゴボウ抜きを達成したのが銀の鯰尾さん。テイク&ギヴニーズ4331 ・2部・一株)、ワタベウェディング4696 ・百株)、帝国ホテル9708 ・2部)と、「紀宮さまご成婚」関連に絞った3銘柄は5日の「告期(こっき)の儀」を刺激材料に大幅高しました。また、38位から16位まで順位を上げたオールインさん、133位から40位まで一気に駆け上ったcomon_tomiさんが共通して本命馬に選んだのが西友8268 )。米スーパー大手のウォルマートの出資拡大で連結子会社となることが明らかになり、再建期待が高まりました。

 一方、不運にも落馬してしまったのは、いろいろにしきごいさん。本命馬に選んだ勝村建設1817 )が民事再生法適用を申請し、30日付で上場廃止となることが決定。当然の100円割れとなってしまいました。 ここまで183位までがプラス圏内。100位が10.38%、200位で▲3.29%の成績でした。


注目銘柄
いすゞ

 今週はいすゞ7202 )に焦点。9月28日に今3月期業績予想の増額観測が伝えられ、新高値を更新。各証券会社の強気な投資判断も上昇を後押ししました。

 ゴールドマン・サックス証券では、国内販売の好調さに加えて、為替の前提条件が1ドル=100円と保守的であることにも注目し、今期営業利益を952億円(会社計画800億円)と予想。日興シティ証券では目標株価を680円に引き上げました。

 いすゞの今年度国内普通トラック(積載量4トン以上)の販売台数は、3万3500台(従来予想3万1500台)程度になる見通しです。海外事業は燃費性能の良いピックアップトラックがタイなど発展途上国向けに好調。原油高が続く米国でも一段の需要拡大が期待できそうです。

 中長期でも、いすゞの得意分野のディーゼルエンジンはハイブリッドと並ぶ「エコ性能」で、次世代エンジンの最有力候補と目されています。

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