多分、今迄に書けていない事の頃の関係者に再会した。
こわばった作り笑いを浮かべて会釈する事が精一杯だった。
忘れていたかった出来事。
思い出してしまい涙が流れる。
情緒不安定が続く。
その人は、孫を抱き、笑顔でよさこい祭りの踊り子の練習を眺めていた。
私が会釈をしても、誰か忘れていたようだ。
思い出したくもない現実を突き付けられて、また、壊れ、落ちて往く。
何があったのか、まだ整理出来ずに、誰にも話していない。
あの時に、何があったのかに気付いて、話す事すら出来ない私を守ろうとしてくれた方以外は…
遭いたくなかった人。
苦しい。
キッカケさえあれば、フラッシュバックを起こしてしまいそうで怖い。
また、完全な自己否定のサイクルに入る。