「オズの魔法使い」
舞台仕込みメイキングレポ
第6弾は風布編！
カンザスの雄大な景色
そこに流れる爽やかな風
2枚の布を用いて表現します。
茨木公演でのリハーサルの様子をお届けします。
ドロシー帰還の飛翔後、私は舞台の右から左へと走りながら風布を出します。黒衣さんに風布を預けると…
私は舞台後方へと走り、ドロシーとトトを操ります。
私が物凄く愛している場面です。
この迫力…
安堵感…
美しさ…
これはほんと生でご覧いただきたい！！
ドロシー、トト、エムおばさん、ヘンリーおじさんの寄り添う後ろ姿を出したらまた袖へと走り、もう1枚の布を出します。
優雅な場面ですが、舞台裏はとにかく走る走る走る…
黒衣さんも皆、ゼーゼーハーハー！汗。
この影絵ですが…スクリーンの後ろから影絵人形を操っているわけではなく、スクリーンの前で影絵人形を操っています。
バックライト効果で影絵の様に見えている…というわけです。
そのため、大きな会場の2階席や3階席からだと、影絵人形と床面が重なってしまい、影絵が成立しなくなってしまうという問題がしばしば…
そのため、劇場によっては2階席にお客様を入れないかたちで対処することも…
それでは残念…と
2015年の愛知県芸術劇場での公演から、劇場によってはこのようなパネル上げを行うことになりました！今回の北とぴあ公演も、劇場が大きいため、この大掛かりバージョンとなります。
茨木公演では通常パネルでの公演となりました。
その1のレポで触れた一番星…
無事この会場でも登場出来ました！
さぁ、ここからいよいよ、星空の演出となります！
次のレポートでお届けいたします！
舞台仕込みメイキングレポ！
つづく！！
