第7弾!小道具と雪だるま編!

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クリスマス公演  メイキングレポ!

第7弾は小道具についてお届けいたします!

この舞台は小道具がとても少ないですが、「てぶくろ」の上演の後、続けて上演される「ウォルターのおくりもの」に、重要な小道具が登場します。


「ウォルターのおくりもの」は、「てぶくろ」の続きの物語を私が創作したものです。



「てぶくろ」はウクライナの民話です。絵本でもお馴染み。私自身、子どもの頃から大好きなお話でした。しかし、終わりがなんとも…、続きがとても気になる終わり方なのです。てぶくろという暖かい棲家を失った森の動物達はどうなってしまったのだろう…と。


また、何より、あまりに魅力的な動物達。「てぶくろ」の物語が終わった後もまた何らかの素敵な物語を展開してくれそうなキャラクター達です。

そこで、「ウォルターのおくりもの」では、「てぶくろ」に登場した動物達が続けて再び登場いたします!




おじいちゃんから色々な話を聞き、森の動物達が寒くしているのではないかと心配になったウォルターは、森の動物達に毛布を届けることにします。


この毛布、ウォルターのお家にあった毛布を可能な限り持ってきた…という設定!おばあちゃんやおじいちゃん、お母さん達に頼んで集めた色々な毛布。

当初は市販品のひざ掛けなどを使おうと思っていましたが、この物語に合う理想的な柄がない…。素朴で古風でどこか可愛らしい、中には地味なの、中にはお洒落なの…というイメージ。


うう…、市販品を買って済ませようなんて甘かった…。とにかく理想的な柄が見つからない…。


ならば!作るしかない!!


再び新宿オカダヤへ!!

フリース生地の売り場で生地を調達…。中には理想的な柄もありましたが、ほんとんどが暗い色で地味だな…と思いました。しかし、これ以上悩んでもいられないし…ほかの店舗に行く時間的余裕もないし、もう買ったし、今回はコレでいくか…とか、ブツブツしょげながらオカダヤを出たその瞬間!!






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なにーーー!!??

そ、外に、外に!よりどりみどりなフリース生地!色々な柄…。しかもセール品!!

一度カットしてしまった生地はもちろん返品交換できません。時間を少しで良いから戻したい!!しかも、店内で先に買ったフリース生地がとても暗い柄なのにそれなりのお値段…。かなり落ち込みました!w

そっか!冬になってた!!
店頭をまず見るべきだった!!盲点だった!!泣。

しょうがないです。ここで買い直し。






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それぞれのフリース生地に合わせて、パイピングテープを購入。ものによっては三つ折りのみ…。七瀬ちゃんに全てミシンがけしてもらいました!!作業の様子は撮り忘れた!ほんとこの辺から余裕がなくなってたので。




毛布を運ぶためのソリも、どうにか市販品で手に入らないかと探しましたが理想的なものは見つからず…。しかし公演日は迫り…、いっそのこと、ウォルターが頑張って手で抱えて持って来る設定にしちゃう!?とかそんなズルをすることもよぎりましたが、やはりソリが居る!!


北海道で育った私…
冬のお買い物やお出かけはソリが大活躍するのです。冬は自転車が使えないので、ママ達の自転車はソリに変わるのです。買い物した物をソリで運んだり、子どもの送り迎えで子どもをソリに乗せたり。あの感じは思い出すだけでほっこりします。


そんな経験もあってか…ウォルターくんがソリを引くイメージがどうしても強くありました。


しかし、市販のプラスチックのソリというわけにもいかず…、サンタクロースが乗っている様な感じの木のソリ…その、小さい版!!が必要でした。

市販品では見つからない…ならば作るしかない。

迫る公演日…!!
ゼロから作る時間はなく…
ひとまず、100円ショップでスノコを3枚購入!そのほか少しの板材を仕入れ、それを大急ぎで組み合わせてサンタのソリ風に…。

これが、意外とうまくいった!!

ウォルターにぴったりな小さな木のソリ完成!
こちらも制作過程の写真はなし!すみません。余裕がなかったです。






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ウォルター、無事に森の中まで毛布を運びました!






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森の動物達は人間を恐れています。

そのため、ウォルターはこの毛布を動物達に直接渡すことが出来ません。

森に置かれた毛布に出会う動物達…

毛布なんてみたことありません。


食べ物かと思う動物、生き物だと勘違いする動物…様々。動物達はちょっとしたパニックに。






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せっかくのおくりものですが、森の動物達はなかなか受け取ってくれません…。


その様子を隠れてこっそり見ているウォルターくん。

どうしたら森の動物達に毛布の良さを分かってもらい、受け取ってもらえるだろうか…その奮闘がこの劇の中で描かれています。






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ウォルターが作る雪だるま!
この雪だるまが、森の動物達と毛布を繋ぐ役目を果たします!!

細かなストーリー展開は劇場でお楽しみいただくとして、この雪だるまの制作過程もお届けしましょう!!






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雪だるまを作る場面を表現するために、小さい玉から大きな玉まで…全部で4種類の雪玉が必要でした。






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一番小さな玉と、その次に大きな玉は市販品のスチロール玉をベースに。顔となる雪玉と、ボディとなる大玉は、ダンボールでベースをつくりました。絶妙なイビツさや、柔らかさを出すのにも適していました。帯状に切ったダンボールを交差させて球状にしていきます。中の空洞には新聞紙を詰めました。重さの調整もコントロールしやすくて良かった!雪だるまは軽過ぎると安定感が出ませんからね。






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ここから恥ずかしくなるほどにあまり見せたくない試行錯誤ですが、見せちゃいます。

表面の加工についてです。

最初は細かく刻んだフリース生地を木工用ボンドで貼り巡らす予定でした。ひとつやってはみたものの…変!!泣。アルマジロの背中に見える…。ので、却下!ボツ!!

綺麗にくるんでうまく縫い込む方が良い!と判断。






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フリース生地で包み、最小限のシワを寄せ、そのシワを縫い閉じることに。ここで再び、ひでくん登場!


しかし、出来上がると…

縫い閉じ線が、それはそれは目立つ…
どんなにうまく縫っても目立つ…


残念ながら却下!ボツ!!泣。


ならば線の出ない綿だ!!と綿プランで進める。






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木工用ボンドで綿を貼りめぐらす!


うう…

なんか…何かがちがう…


これじゃない!!


変にリアル‥.

この劇世界の中で雪だるまだけが異質になってしまう!!



却下!!ボツ!!涙。



原点に戻り、布プランで、生地そのものを見直すことに…

そこで思い浮かんだのが、昨今の女子の部屋着に人気のモコモコ生地!ジェラートピケなどのブランドでお馴染みのあの生地!!あれが良いのでは!!と思った!!あれなら縫い閉じ線も生地の毛足に紛れて目立たないだろう!?と判断!


新宿オカダヤ直行!!理想の生地はすぐに見つかった!!早く作業しないと!!しかし、雪だるままで手が回らない!!


もう本番2日前!!汗。
人手が足りない!!






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なんと、私の大型作品の舞台で黒衣(くろこ)キャプテンを務めている“ごずちゃん”こと女優の牛頭奈織美ちゃんに助けてもらい進めました!最終的な雪だるま担当はごずちゃんに!!

小さい玉でひとまず作ってみたところ、良い!!とってもキレイ!!雪だるまだコレ!!これでイケル!!


はい…ここからもう雪だるまの制作風景写真が一切ありません。
これよく撮ったー!!

全4種の雪玉が見事に出来上がりまかた。






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目鼻口眉はフェルトで。
ウォルターが指の熱で顔を描いた設定です。
この雪だるまの表情、とても気に入っています!!

ふー。間に合ったー!!



さて、この雪だるまとウォルターがどんな活躍をするのか…

毛布は無事に、森の動物達に受け取ってもらえるのか…

そらはぜひ劇場でお楽しみください!!



メイキングレポは終盤戦に突入です。

次回は衣裳小物についてお届けいたします!



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シアター・ジョウ
クリスマス特別公演
「てぶくろ/ウォルターのおくりもの」
「クリスマスファンタジー」

12/23(土)〜25(月)
全日14:00開演

全公演、残席僅かとなっております。

来場者全員にクリスマスプレゼント付。

完全予約制
TEL予約:03-3230-7770
Web予約も可!
詳しくは…


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