一昨日の「てるてるジョウくんとあそぼう!」のレポートはしばしお待ちを。
先月観たもの、ダダダダ~ッとレポしておきます。感想はほんと、ひとことずつ…ですみません!
観た順番に表記…
●シルク・ドゥ・ソレイユ
「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」
さいたまスーパーアリーナ
マイケル・ジャクソンの才能とカリスマ性を堪能しつつ、鍛えられた圧巻のパフォーマンスにドキドキ…。個人的に最も胸に迫ったのは子どもの頃のマイケルの映像で「アイル・ビー・ゼアー」を歌う彼の姿。この楽曲にはパフォーマーも一切出ずに映像のみでフルコーラス…。それも納得…。この映像が流れるタイミングも絶妙でした。そして、この曲の間、大人数の場内の空気がひとつになる…。美しい瞬間でした。「アイル・ビー・ゼアー」これほんと名曲ですね!
日本人チームによる男子新体操のパートも清々しい美しさでした。
2幕冒頭の男女の空中ダンスは言うまでもない美しさ。
ラストパートの光るスウェトスーツによるダンスに大興奮!
●東京クヮルテット
“最後の日本ツアー”
東京オペラシティコンサートホール
40年の歴史の厚み、深みを感じる繊細な音色にウットリ…でした。
●劇団四季
「オペラ座の怪人」
電通四季劇場 海
私が「エリック ~オペラ座の怪人~」を演じていることもあり、以前観たときとは感じ方も全く異なってきます。こう解釈してこうアレンジするのね…と。また改めて、原作との違いを興味深く拝見。
いやとにかくね…、この「オペラ座の怪人」の東京公演は楽器が生演奏なんです!その波動、迫力も素晴らしく、終演後に演奏されるメドレー“イグジット・ミュージック”にも大興奮でした。
アンドリュー・ロイド=ウェバーさんの旋律は何度耳にしても聴き惚れてしまいます。
皆さんもぜひ、様々なアプローチでのエリックに触れて解釈を深めてみてください。
そして是非!ガストン・ルルーの原作小説を読んでみてください。見事な小説です!
●カンパニー・フィリップ・ジャンティ
「動かぬ旅人」
パルコ劇場
フランス人の美学が詰まった舞台。そして日本の文楽などからも刺激を受けた感性が生きる演出…。個人的には、くしゃくしゃになった紙(劇中では色々な意味をもっている)を足に巻き付けてスカートようにしながら踊るフラメンコの場面の躍動感が楽しく、とてもワクワクしました!終盤の人形が出てからの演出はジャンティさんの真骨頂!
人形を人形が操り、その人形を人間が操り、その人間が人形に操られ…
摩訶不思議な多重構造は、計算された演出と鍛えられた技術と表現力があってこそ生き生きとするものですね…。
名作の「漂流」もまたどこかでぜひ拝見したいです!
●パリ・オペラ座バレエ団
「天井桟敷の人々」
東京文化会館大ホール
東京に居ながらにして拝見できるこの贅沢!もちろん、是非とも本場で、本場の空気の中で体験もしたいところですが、数日前までパリ・オペラ座を舞台にした物語に取り組んでいた私としては感慨深い鑑賞となりました。
ダンサーさんの目を見張る美しい動きにこちらの心も踊りなから…
休憩中も洒落た演出に溢れていました。
休憩が始まると上空より号外が降ってきました。この写真がその実物…。
ロビーパフォーマンス「オテロ」の案内チラシです。この号外が撒き散らされる雰囲気が、まさに「天井桟敷の人々」の世界観を現していました。
またこの休憩中には舞台上でレッスンの様子も繰り広げられており、振り付けのジョゼ・マルティネスさんも稽古着でダンサーさんに指導をしており、現実の様な…非現実の様な…不思議な雰囲気で、2幕の開演を待つ観客もその様子をじっくりと眺めておました。…と、休憩時間もみどころがいっぱいの公演でした。
衣裳も洗練されていてお洒落…。
建物の舞台美術も、壁面全面に描かず、鋭くカットされたような絵柄で、建物の全てが見えないデザイン。これがまたなんとも不思議で魅惑的な雰囲気。そしてそれらの建物のセットが裏返されるとバチストやガランスの過ごすバックヤードとなるわけです。
華やかなステージですが、終演後のダンサーさんは歩けなくなるほどクタクタなのではないでしょうか?
人間って美しい…。
