で、昨日のその観劇ですが…、演目はミュージカル「キャンディード」(ジョン・ケアード版)でした。帝国劇場にて。
今回はスケジュール的に厳しいか…というところでしたが、あのジョン・ケアードさんの演出!
今世紀を代表する素晴らしい演出家のひとり…素晴らしい…と言う言葉ではとてもまとめられない方です。
氏の演出舞台作品は「レ・ミゼラブル」がとても有名ですが、昨年上演された松たか子さん主演の「ジェーン・エア」も本当に本当に素晴らしく、今でもこの身に余韻が残っています。
そして今回の「キャンディード」
これがまた…、素晴らしい…という言葉でまとめられない素晴らしさ…。
無理をしてでも足を運んだ甲斐は大ありで…とりあえず今は言葉になりません。もうとにかく今は言葉になりません。いやなんて言うの…言葉にならないんです…。このお喋りな私ですが言葉になりません…。
出演者の皆様、関係者の皆様、お疲れ様です。本当に本当にありがとうございます。
写真はロビーに飾られていた舞台写真とパンフレットの表紙です。舞台に常時存在するこの大きな輪が何とも印象的。
“見立て芝居”が大好きな私…と言うより私の作品はほぼ全てが“見立て芝居”。
見えないものが見えるのは演劇の喜びであり人間として生きる命の喜び。
演劇の喜びとマジックが溢れる程にちりばめられたジョン・ケアード版「キャンディード」でした。