「原爆ドーム」と「広島平和記念資料館」訪問のレポートへのコメント、ありがとうございます。
いつも皆様からのコメントに勇気付けられたり励まされたり熱い気持ちになったり…いつもいつも嬉しいですが、今回の皆様からのコメントにホッとさせられました。
と言うのも、一昨日のブログ更新はとても迷ったからです。
あまりに何も知らない自分の恥ずかしさ、そしてたった数行の言葉では語れない内容。ブログを通じて感想や決意を語るのにはとても躊躇しました。
でも、恥をかいてでも、うまく説明できなくても、私は感じたことを伝えなくてはいけない…と思ったのです。恐れて逃げていたらもっと恐ろしいことが起きてしまうかもしれない。伝え共有し、豊かな未来に繋げるための一歩を踏み出さなくては…と思いました。
もちろん、これまでつくり演じた作品には全て、平和への願いと祈り、今ある瞬間への感謝を込めて来ました。
しかし、過去の悲しみを、その事実を受け取り学び伝えることもとても必要であり、文化の中に組み込まなくては…と改めて実感しました。広島を舞台にした作品、あってはならない悲惨な争いの事実を伝え、人が人に優しくなれるために伝える悲しい話…、題材にしてずっと取り組みたいと思っていました。しかしそれには知らないことが多過ぎです。これからも取材を続けます。是非、皆様からも色々なことを教えていただきたいです。
近い将来、必ずや実現させます。
思いがけない新しい方からのコメント投稿にも驚き!
インターネットって凄い!
読んでくださったことをお伝えいただき感謝です。
さて、私は、広島にて劇団四季「マンマ・ミーア!」を鑑賞後、京都に移動しています。
今日は来年3月に上演する作品の取材のため、福井県に伺います。
昨日は私のマイパワースポット「平等院鳳凰堂」へ伺い、日頃の御礼の気持ちを鳳凰様に捧げ、鳳凰堂の裏側にある不動明王様にも御礼の気持ちを伝え、新たな決意を掲げて来ました。
その後、国立文楽劇場へ。これまで文楽は東京の国立劇場の小劇場では度々拝見して来ましたが、恥ずかしながら、本場である国立文楽劇場へは初訪問。外せない打ち合わせもあり、スケジュール的にはかなりギリギリでしたが、せめて2幕だけでも…と伺って来ました。
いやはや感無量…でございました。
演目は「ひらかな盛衰記」、“源平盛衰記”がもとです。泣かせどころ満載でした!
お筆さんが色っぽかった…。人間より人間的でした。権四郎(ごんしろう)の複雑な感情の変化にもドキドキでした。
昼ドラ的な、え~!?え~~!?え~~~!?まじですか~~~!?という展開のすぐ後に泣かせられたり…もう大変な内容でした。
私が普段演じさせていただいている“現代人形劇”のスタイルはこの文楽の様式が大元です。全ての基礎・基本が存在していて、それらを受け取らせていただいた上で、世界の様々なパフォーマンス芸術を取り入れさせてもらい完成されていきます。
人形浄瑠璃・文楽。日本が世界に誇る素晴らしい文化!この長い伝統美が今も続いていることに感謝です。カラダが幾月もあればもっと観たい触れたい感じたい!です!
名古屋公演以来の観劇となった「マンマ・ミーア!」も再会に感激でした!
しかも今回は濱田めぐみさんがドナ役としてデビューしたのですから、これは是非とも拝見しなくては!!なのです。
「ライオンキング」、「アイーダ」、「ウィキッド」などの日本版初演時の主役やヒロインは全て彼女が務め開幕しています。
ドナは20歳になるソフィーと言う娘が居るシングルマザー(でありホテル経営者)と言う役どころ!
この度、若々しいドナの登場です!
迫力満点なミュージカルの中で、繊細に…繊細に歌う濱田さんの歌がまた見事でした。もちろん!歌い上げるところのカッコ良さも健在!でも私はあのささやくような声なのにドシッと伝わってくる歌い方の部分にウットリでした。ひとつひとつの歌の単語から色々な想像が膨らまされました。
見る方それぞれにお気に入りの場面ができるこの作品…。私は1幕ラストの群舞…2幕冒頭のソフィが夢の中で翻弄される場面…、ドナとハリーがパリをデートした日を思い出しながら歌う場面…美し過ぎです!大フェイバリットです。
さて、雨の京都…、
なかなか“おつ”なものです。
福井へ向かう前に「芸能神社」が併設されている車折(くるまざき)神社さんへ、芸能上達祈願に伺いました。2年振りの車折神社さんでした。次の更新でまたお話します。