安倍晋三から始まった政治の『宗教化』または『カルト化』 *敬称略 | 神人一致の癒奏術・響庵

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安倍晋三という『カルト』に居場所を求めた人々が、未だ「亡霊」の影を追って『カルト化』した政治を続けようと、いや「終わらせまい」と必死になっている。

 

彼が作った「政治のカルト化」の流れは、思想無き「右翼」「左翼」という確執を生む『分断』を生み出し、教祖無き今も『居場所』を死守するために、より強烈に『カルト化』を強めている。

 

たまたまその『膿』が兵庫県から溢れ出し、「政治カルト」という病の伝染経路を如実に現した。

 

 

今現在、兵庫県に於いて『膿』を湧き出させているのは、安倍晋三に近しかった人々であり、その「政治カルト」に信仰した人々であり、その「カルト」というものに惹きつけられて集まった人々である。

だからこれは兵庫県だけの問題ではなく、日本全土がその流れの中で来た「負の遺産」であり、それを『終わらせられない』人々の『執着』が起こす「灰汁」であり「膿」である。

 

 

【実の道】を忘れ、そこから離れて『抽象的』な「印象」で『政(まつりごと)』を推し進める状況を生み出したのは「安倍晋三」という政治的カリスマであり、その土台を作ったのが「小泉純一郎」の「政治の舞台設定」であり、その舞台作りに加担してしまったのが「メディア」である。

 

メディアが「舞台演出」を勝手にやってくれるようになり、その題材を与えてやれば「演出」は整う。

そして、その「舞台演出装置」の維持に「公明党」という宗教的な組織が一層役に立ち、その構造の中で「自民党政権」が『保たれた』わけで、だからこそそれを自ら「手放す」ことが出来なくなった。

 

そして、安倍晋三と関西に於いて結びついたのが「松井一郎」という元知事。

民主党政権交代を許し政権を追われた自民党で、自民党内の影響力を強めるため、また、政界の影響力を強めるという願望を持った安倍晋三と、関西の自民党に対して強烈な『恨み』を持っていた松井一郎が手を組み、当然「小泉内閣」で郵政民営化を進めて来た金融担当大臣であった「竹中平蔵」という「維新の会・顧問」の人物も当然加わっていることだろう。

 

そして、自民党という組織そのものが安倍晋三という「カリスマ」に依存し、そうしてようやく政権を取り戻すに至ったわけである。

 

 

現在、アメリカのトランプ大統領が「カルト」のように扱われているが、日本はとっくに「カルト政治」が行われていたわけである。

何ならトランプ大統領は安倍晋三の「カルト政治」を見習ったとも言えるであろう。

 

それほどに日本は「カルト政治」の中にあったのである。

 

 

現在の兵庫県知事である斎藤元彦カルトも、N国党というカルト集団も、そして安倍晋三を最も模倣しているであろう「石丸伸二」のカルト性は、自らを「カリスマ演出」することで生み出される。

彼を演説を聞くたびに「あぁ、スピリチュアルだ」と感じるのはそういうところからくる。

 

 

「スピリチュアル」というカルト的な要素が、実は日本政治に根深く浸透していた・・・ということを如実に現出させてくれたのが、今、兵庫県で起きていることだと言えよう。

 

 

 

かつてフランス革命が起こったのも、こういった「カルト的風潮」に支配されたからであり、その風潮を「利用」され「革命」という煌びやかな呼び名で、単なる「国家転覆」と「国家乗っ取り」が行われたのである。

『自由』というカルトの旗に熱狂し、無法を起こした人々を「革命」と呼んで英雄視させることで「本質」を見えなくして、国家転覆を起こさせ「王権」を剥奪させ、まるで救世主のように登場する『資本家』という構図である。

 

カルトに熱狂している間に、日本はみごとに「資本家」によって奪われつつあるだろう。

そしてアメリカも同様になる。

ヨーロッパは既になっている。

 

 

 

 

『戯け(たわけ)者』という言葉がある。

戯けの語源は「田分け」である。

昔、朝廷が「税」をもっとたくさん取れないか?

と考えて「家督相続」を「一子相続」から「分配性」に変えた。

一見「平等」の思想に立っているようであるが、それは詭弁である。

朝廷が望んだのは「分配」することでそれぞれが「相続だけでは食べて行けなくなる」ということである。

だから同時に「開拓」を促進させた。

「開拓分は無税とする」

すると人々は喜んで開拓に取り掛かった。

開拓して収入が増え、人々は豊かになり、税収も豊かになり、人々は子だくさんになり・・・・

とても良いことのように思えた。

 

だが、ある時「飢饉」が訪れた。

天候による収穫不足が何年も続き、人口が増えていたために「備蓄」はあっという間に底をつき、飢饉にあえぐ人々は荒廃していった。

犯罪が増え、騒動が増え、殺し合いが日常茶飯事になり、これではどうしようもないと農民たちが『自警団』を組織して、犯罪や騒動を自ら鎮圧するしかなかった。

朝廷が何もしないから、出来ないからである。

 

やがてその時出来た『自警団』が「源氏」「平氏」という両巨頭となっていくわけである。

 

 

 

 

さて、以前の「フランス革命」以降、何が起きたか?

「産業革命」である。

そしてそこから爆発的に「人口増加」が始まる。

 

その根底にあるのが「豊かさ」である。

では、「豊かさ」の根底にあるものは何か?

 

革命以後、世界に広がっていった『紙幣制度』である。

今までのお金と違って紙幣は「無尽蔵」に増える。

「上限」というものがあるようで無い。

つまり「お金」が増えたことで「豊かさ」が増えたということであり、その帰結として「人口」は増えてゆく。

 

世界的な『田分け(戯け)』現象が起こっているということだ。

だが、紙幣は農作物と違って「天候」などに左右されない。

それこそ無尽蔵に増え続ける。

人が増えれば増えるほどに比例して増え続ける。

 

 

だが、紙幣を供給している者たちはある時気付いた。

「このままいけばいずれ飢饉となる」と・・・・・

当然である。

有限の大地の上に「無限」に増え続けることなど出来ない。

だがしかし、その根っこにある「紙幣」は無限に増え続ける。

 

要は「理」を無視した草が有限の大地に立っている・・・というわけである。

それはやがて有限の大地をびっしりと覆うことになる。

だがそれに気付いても「やめられない」のである。

 

 

終わらなければ真に「終わり」となるのに『終われない』ということ。

『手放せない』ということだ。

 

 

「紙幣」を根っこにした無限の「豊かさ」を手放せない。

その行き着く先は『ウロボロスの蛇』であり、自分で自分の尻尾を食べている状態である。

 

そうして行き場を無くしているから皆が「頭の方」へと逃げてくる。

 

終わらなければ終わる。

だが手放せない。

だから逃げ出す者が我さきを争い「膿」が出る。

世界はそういう状況になっているのである。

 

 

無限に生み出せるから無限に喰らい続けられる・・・・と勘違いしたウロボロス。

それは、有限の大地の上に「無限」は存在し得ないことを無視した「妄想」に取り憑かれた状態である。

【実(じつ)】を無視した『仮想世界』の住人・・・・

それが『カルト』

 

世界中が『カルト』の「仮想世界」の住人となった今の世界の姿である。

 

 

鳴門の大渦が人々の「カルト化」を露わにした兵庫県。

そしてそこに蜘蛛の糸のように伸びている人々の網の目。

それが世界にもそのまま現象として起きている現在・・・・

 

 

『終わらせる』ことが出来なければ、「膿(倦み)」となり「灰汁(悪)」となり、自らで自らを亡ぼす「ウロボロスの🌀」へと沈んでゆくだろう。

 

 

抜け出す道は一つ

 

カルトの仮想世界から【実の道】へと回帰することだけである。