先日、知人が夜中に突然『過呼吸』が発症し、【パニック障害】と診断された。
コロナ禍というおよそ『人災』とも言える社会的パニック状況は、明らかに人の心に大きな影響を及ぼしている。
今までそのような事とは無縁であった人が、「まさか自分がそんなことになるとは想像もしていなかった」という状況である。
出口の見えないトンネルに押し込められて、日に日に息苦しさが増してきて、それが『過呼吸』という心身の症状として現れ出てきたのだろう。
それ以外にも様々な心身の条件が重なってそれが発症してしまったのであるのだが、ではその中の『どれ』が原因なのかは特定不可能である。
もしかすると全然別の問題なのかもしれないという可能性もあるからだ。
一度、そのようなことが『起こる』ことで、心の中にある種の『スイッチ』が出来てしまう。
そして、何が原因で発動するのかが『わからない』という不確かさが、さらに『不安』を増幅させる。
そんなスイッチが「いつ発動するかわからない」という不安が雲のように心に沸き立つ。
それを【予期不安】と言う。
そんな【予期不安】が、日常の行動をさらに『制限』させてゆく。
さまざまな『可能性』を考えて、「もしかしたら発動条件ではないか」と考えられる行動や環境をとにかく避けてゆく。
そしてさらに『息苦しさ』は増してゆくという【負のスパイラル】に陥ることもある。
また、常に自分の『感覚』に注意を向け、感覚の微妙な変化に対し敏感になってゆく。
それが不安に対してさらに『過敏』な状況を生んでしまう。
【予期不安】という心に沸き立った【雲】が、どんどん育っていってしまうのである。
たまたま、それが起きて2~3日しか経過していないときにその話を聞いたので、すかさず【Re:Quiem咲耶】の香りを嗅がせてみた。
するとしばらくして「動機がおさまって落ち着いてきた」とのこと。
Re:Quiemのアロマフレグランスは今まで何度も「実証」してきたものなのであるが、説明したところでなかなか「そうなのか」とはなりにくい。
しかし、実際に「予期不安」になってはじめて、この『香りの効能』というものを実感したようである。
【百聞は一見にしかず】・・・なのである。
その状況に陥って初めてその『効能』が実感できる。
Re:Quiem咲耶のアロマフレグランスは、開発の根本が【予期不安】の抑制に重点を置いたものです。
アロマの香り成分が脳に働きかけ、βエンドルフィンの生成を助け、そこから「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモン【セロトニン】の生成を助けることを意図してブレンドしています。
そして更に、「太陽神経叢」に働きかけて『自律神経』を整えるためのブレンドも施し、心身を『安心』へと導くことをイメージしてブレンドしたものです。
そうしてしばらくは『香り』を身に着けていることで、徐々に『沸き立つ不安の雲』が減ってきて、やがてその雲が出なくなり、そんなことすら「過去の事」と『感情から切り離し』が出来れば、再びスイッチが押されるという『予期不安』は出なくなってくる。
そして、『香り』を身に着けることすら忘れられたら、心の中からそれが『祓われた』ということである。
そして、もし再び同じようなことが起こっても、この「成功体験」が『安心感』を生むため、予期不安も以前ほどは大きくはならない。
あとは、アドバイスとして『とにかくテレビを消せ』と・・・・
人は社会と言う環境の中で、知らず知らずのうちに『感情』や『夢』を共有しているものである。
誰かの不安を他の誰かが共有することで、まるで『片棒を担ぐ』ように分担したりする。
しかし、メディアとはそんな『情』を増幅させる装置でもある。
喜びが溢れればそれが増幅するが、不安が溢れれば恐れや不安はおのずと増幅する。
それが毎日続けば、潜在意識に刷り込まれた『不安の澱』が溜り、やがてそれが溢れて弊害を引き起こすのは『自明の理』である。
そんなことを『専門家』であるはずの『医者』と呼ばれるものが行っているのである。
本末転倒であろう。
だから『テレビを消す』だけ。
それだけで世界は一段も二段も『色鮮やか』になる。
雨の季節には紫陽花の彩りと、田んぼのカエルの鳴き声が『夏の訪れ』を感じさせてくれる。
それだけで世界は彩りを取り戻すのである。
そして、雨の音に耳をすませば、そこに『生命の恵み』の響きを感じることが出来る。
春は花 夏ホトトギス 秋は月 冬雪冷(さ)えて 涼しかりけり
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Re:Quiem 咲耶 -Sakuya-
Re:Quiem Aroma Series