
『知識』は道具である
『頭』はその『道具箱』
『知識』という道具を使うのは常に『心』
『心』が起こす『意』の【火】が
『知識』という【水】を焙り
『手足』に【風】を起こす
そうして起こった【風】が『恵み』を巡らせる
これ『火風水』の理なり
されど
『心』曇れば『道具』を誤り
起こる【風】は『恵み』と為らず
荒れ狂う【波】となりて『恵み』奪う
『心』曇るは『肚』据わらぬゆえ
『肚』の土台が揺れて『心』定まらず
『腰』の『土中』に『根』が張れず
『肚』『腰』据わらぬ根なし草
ゆえに自ら『立つ』こと適わず
もたれ巻き付く『巳(み)』となりて
『火』無き『水(み)』となり『風』を起こせぬ
土台はぬかるみ土中の根は抜け
情けの水が『心』曇らせ
頭も手足も水浸し
【風】は起こらず波立つばかり
ゆらゆら揺れて右往左往なる
情けに溺れる【身(巳)】となりし
沸き立つ雲を吹き払い
波立つ【心】の宮を空(くう)と静めて
【肚】の土台を深く沈めて
下つ磐根の大地の【腰】が鎮まる也
大地鎮まり柱立ち
柱の沙羅樹に神宿る
これ癒奏術の【地鎮斎】也
神祀りの【意乗理(祈り)】也
