瀬織津姫と稚姫命 | 神人一致の癒奏術・響庵

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姉妹とも言い伝えられ親子とも言われる【瀬織津姫】と【稚姫命】

秀真伝(ホツマツタエ)ではハッキリと『姉妹』の様子が描かれている


2019年の夏ごろ、生田神社へ行った際に本殿で手を合わせようとしたところ、本殿中央あたりに明らかに【瀬織津姫】が鎮座していた

静かで柔らかなその波動は、それまで自分が知っている【瀬織津姫】の「勝気な少女」とは違っていた

だが、その波動は疑いようもなく【瀬織津姫】そのものであった


『すこし大人に成長した』

そんな印象であった


だが、私は疑い深い・・・

そのため、2019年の11月11日に、再び生田神社に訪れ『言問い』をした

『瀬織津姫と稚姫は同一の神なのか?』と・・・・・・


そこで得られた答え、導きが【月兎】であった

【月兎】は【瀬織津姫】のシンボルである

つまり『同じである』ということ


自分が確かに感じた印象と言問いの答えは符合した

だがそれが更に「わけのわからなさ」に追い打ちをかける


こればかりは頭でいくら考えても迷路にはまるだけで応えは出ない

なので仕方なくそのままにしておいた



そして最近になってようやく出口王仁三郎氏の『霊界物語』の中で【稚姫の生まれ変わり】の事実を知った

物語の中で【赤子】から始まる【稚姫】を【初稚姫】と呼んでいた


そしてそれを見たとき、すべてが腑に落ちた

だから初めて身に現れた瀬織津姫は、まだうら若い【子供】であり、厳島神社の殿内を駆けまわる瀬織津姫もまだ若い子供のようであり、その時から歳月が経つにつれ徐々に成長している様子であり、一昨年、生田神社に現れた時はさらに成熟して落ち着いた雰囲気を醸し出していたのである


つまり

稚姫命は瀬織津姫の『生まれ変わり』

なのである



かつて『天照皇大神』であり『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』であった瀬織津姫が、生まれ変わって子供から始まるゆえ『稚日孁尊(わかひるめのみこと)』なのである




神の生まれ変わり・・・

それこそ想像し難いものであるが、出口王仁三郎氏のおかげですべてが腑に落ちた




百聞は一見に如かず

探偵であった私の枕詞でもある

いくら記紀や秀真に違うことが書かれていようと、目の前の『事実』ほど明確なものはない

そして、その『目の前の事実』に最も符合しているのが『霊界物語』で語られる『稚姫の生まれ変わり』の記述である



瀬織津姫が何故わざわざ生まれ変わりをしなければならなかったのかということも出口王仁三郎氏は書かれていた

それは、おそらく『因幡の白兎』の【大国主】との物語であろう

その出来事ゆえに生まれ変わって『生きなおし』をしたのである




私の知る瀬織津姫は、いつも若く勝気で激しい

そして人一倍『曲がる』ことを厭う

それは自らの過ちを知っているから・・・・・

だから、なにより『真っすぐ』であろうとする

きっと・・・

かつての瀬織津姫とは違うのだろう

再び『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』の重責を担うため

若い日女命(ひめみこ)は真っすぐ突き進む