先日、こんな情報に出会った。
【Netflix】という会社が『働かない従業員を解雇したところ、業績が格段に上がった』というもの。
全体の2割の「働かないもの」を解雇したことで、余計な足枷が無くなったとも言っていた。
これを聞いたとき正直気分が悪くなった。
見える部分の働き・・・
それは【陰】の働きの部分である。
【陰】の働きは【水】の働きであり、人で言うところの【身】の働き。
それは単に『合理性』の追求である。
しかし、世界は【陰】だけでは回らない。
【陰】と【陽】が調和し巡るからこそ回るのである。
であるが、【陰】の働きばかりを尊び、【陽】の働きをないがしろにしてきたから、世界は【闇】に包まれたのである。
【陽】の働きは【火】の働き。
人で言えば【霊(ひ)】の働きである。
太古の人はそれをよく知っていた。
しかし、いつしか人は近目になり【陽】の働きを見なくなった。
【太陽神】を掲げていながら見上げるは【陰】ばかり。
長い長い【月夜】が続き、その月さえも人の心の曇りで陰(かげ)り、闇夜となってしまった。
穢れを知らぬ人たちがいる。
障害を患っていたり、心を痛めていたりして、【身】の働きに貢献しにくい。
だが彼ら彼女らは【火】の働きでもって社会に、世界に貢献している。
その純粋で曲がらない心に灯る【火】が、闇夜の曇りを払いのける【火】となっている。
その【火】が【霊(ひ)】の穢れを浄化している。
【身】に囚われず情けの【水】に溺れぬその水晶玉の心は、真っすぐ神を降ろす【宮】となり、人々の汚れを洗い流してゆく。
誰にも気づかれることなく・・・
自分さえ気づくことなく・・・・・・・
「役立たず」と蔑まれようと、その心には光がある。
周りに溶け込み情に流されようとしても、光が強くて溶け込めず流されず・・・・
だから苦しい。
その苦しさの中で水晶玉の心は、不浄を祓い清めている。
報われない働き・・・・
だから世界は【闇】に包まれ、過去に恥じを残し未来に恐れを抱かねばならぬ。
【太陽】を失いし世界
【身】ばかり尊び【水】ばかり欲する【陰】の世界のどこに【太陽神】がいるというのか?
苦しみを持ち生まれ来るという【役】に立つため生まれてきた。
そして水晶玉の心で浄化するという【役】を生きる。
その【お蔭】に感謝せず【身】ばかり尊べば【闇】を生む。
目が開いていながら何も見えていないのと同じである。
やがて夜が明ける。
黎明の暗がりから朝陽が昇る。
その時、太陽が何であるか気づくだろう。
【天照皇大神】を隠した【闇の世】は終わりを告げる。
【陽】を軽んじた【陰の世】は終わりを告げる。
陰陽調和の世界は
ありのままを謳歌する世界
生まれ来た生命そのままが【役】
ありのまま、自分のまま生きることがそのまま【役立つ】世界である
【役立たず】などありはせぬ
【働かぬ】者などおりはせぬ
【役】の違い
【働き】の違いをしかと知り
和して生きるが大和心
大和心無くば「グレン」である