久しぶりにピアニストさんとアコーディオニストさんご夫婦のメンテナンスセラピーをするためにご自宅へ赴きました。
けっこう具合が悪いとのことでしたが、お二人ともお会いすると顔色も悪くかなりしんどそうにしていました。
そして・・・
お二人とも『どんより』としたオーラに包まれているようで・・・
「1週間ほど前から体調が悪くて、耳鼻科に行って内科に行って・・・でも良くならないんです(--;」
とのこと。
とりあえずセラピーを始めてみないとなんとも言えないので、まずはご主人のピアニストさんから。
ベッドに寝ていただき身体に触れると
『!!』
ジリジリとしたエネルギーが手を這いあがってくる。
どこを触ってもそんな感じでジリジリとしたエネルギーの感触・・・
明らかに全身を邪気に覆われています。
『これは・・・ひどいですね(^^;』
「寒い寒い」と言って極度に寒がっていたため、施術ベッドに電気毛布を敷き、上から更に布団をかけての施術・・・
そして、分厚い布団の上からでも感じられる邪気・・・
『具合が悪くなった頃、どこか行きましたか?』
そう尋ねると、奥さんが「ハッ」と気付いたように
「行きました。大型ショッピングモールなんですが、そこへ行くとすごく嫌な感じがして・・・二人とも嫌な感じを受けてました。空気は淀んでいましたし、なにせ入り口から嫌な感じで・・・・。そうです、そこへ行ってから具合が悪くなりました!」
『そうですか。じゃあきっとそこで悪い気にやられてしまったかもしれませんね。』
そうしてボディメンテナンスをしながら「邪気を取り除く」セラピーが始まりました。
手からこちらの身体へとまとわりつくように這い上がってくる「邪気」を浄化しながら、メンテナンスすること1時間半・・・
最後にエネルギーをろ過するように循環させて終了。
顔色も良くなり静かに寝息を立てています。
こういう場合、「放心」状態のように心身が虚脱している感じになります。
なのでそのままの状態で10分ほど寝ていただいたのち、ゆっくりと起きていただきます。
しばらくは「ぼ~っ」としていますが、次第に意識がハッキリしてきて、最初にお会いした時のどんより感は晴れて元気になられていました。
顔色も戻り寒気も薄れたようで一安心・・・
そして次にアコーディオニストの奥さん。
ご主人と違って全身に「ジリジリ」した感触はあまり感じない。
それでも腰から下にはその感覚が伝わります。
ですが、実際はご主人より『厄介なこと』になっていると思っていました。
『イライラしたりしていませんでしたか?』
「・・・はい。イライラしていました。」
『自分の感情のイライラだけど、自分のイライラじゃない・・・わかりますか?』
「あ・・・はい。わかります。」
『自分の感情だけど自分のイライラじゃない。』
「はい、そんな感じです。」
『ん~~・・・入って(憑かれて)ますね(^^;』
そして先ほどと同じくボディセラピーをしながらエネルギーを浄化しつつ、途中途中で真言をつぶやきながら九字を切り、剣印(密教の手印)で払いながら、あくまで身体と心とエネルギーのバランスを整えることに専念します。
そして最後にエネルギーを浄化しながらチャージ。
さらに、五行の「火」の要素が強く出ているため、「水」が身体を巡らず、そのため喉を傷めていましたので、「水」の要素をチャージして終了。
・・・・・・
こんなこともあるんですね。
そして・・・
まさかの「陰陽師」が発動です(^^。
以前、
「前世で陰陽道を納めてるから、思い出したら出来るよ(^^♪」
そう言ってくれた方がいましたが、本当に出来てしまったようです^^;
ですが、私は「祓い屋」ではありません。
あくまでもヒーラーでありセラピストです。
大切なのは身体と心・・・そしてそこから放たれるエネルギーです。
身体を整え、心の憂いを払い、エネルギーを上げる。
特に音楽家のような方には、長年培った身体能力やセンスが大切だと思っています。
それらをキッチリと整えて、更に一歩でも上へと思ってセラピーを心掛けています。
それが一番大切です。
だからそれだけは忘れてはならないと考えています。
『邪魔な邪気を取り除いた』
ただそれだけのことです。
Re:ist Method ~音楽家へのセラピー